8月23日、「放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会」スタディツアーで合計12名の方がちくりん舎を見学し、学習・交流を行いました。
企画をしていただいた「ふくしま連絡会」の和田央子さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
和田さんのご挨拶のあと、ちくりん舎理事長の浜田の説明で、ちくりん舎のゲルマニウム半導体測定器をはじめ、測定準備室の「手作り感いっぱい!」の機器や状況なども見ていただきました。
学習交流会として、ちくりん舎理事の青木一政から「ちくりん舎の現況と放射能汚染監視の課題」と題したプレゼンを行いました。
質疑の中では、ゴミ焼却炉のバグ・フィルターが実際にはどの程度有効なのか、
実際に漏れていないか調査した結果はどうかなどが話題になりました。
昼食は近くの自然食レストランから届いたボリューム満点のお弁当を食べながら
懇談。
午後は、たまあじさいの会の中西四七生氏が「日の出町エコセメント製造工場周辺と南相馬の大気汚染の類似点と蕨平焼却施設稼働による大気汚染予測と健康被害等の比較」
と題したお話しがありました。
中西氏のお話しは日の出町のゴミ処分場とその後にできたエコセメント化施設から
の汚染の拡散調査や健康影響について、南相馬と飯館村の境にある蕨平焼却施設
からの汚染の拡散のメカニズム、低線量被ばくの危険性について、最新の「エピ・ジェネティックス」など広範なお話しがありました。
最後に、参加者全員から自己紹介を兼ねて、感想や意見などを出し合いながら交流
を深めました。
プレゼンと交流の様子はユープランの三輪祐児さんが録画を行って下さいました。
下記から見ることができます。
20160823 UPLAN 青木一政「ちくりん舎の現況と放射能汚染監視の課題」
20160823 UPLAN たまあじさいの会「日の出町エコセメント製造工場周辺と南相馬の大気汚染の類似点と蕨平焼却施設稼働による大気汚染予測と健康被害等の比較」
三輪さん録画アップありがとうございました。
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