木質バイオマス発電を考えるオンライン・シンポジウム
~全国ネットワークへ向けて~
●日時:2020年10月25日(日)14時~16時(会議室は15分前に開けます)
●ZOOMを用いたオンライン・シンポジウム
事前申し込みにより、前日までにZOOM会議室urlをメールにて通知します。下記から申し込み下さい。
※ZOOMの使いかたが分からない方は本文最後のお問い合わせ先にメールまたはお電話下さい。
●参加費無料
●チラシはこちらから木質バイオマス発電を考えるオンラインシンポジウムチラシ
●要旨
飯舘村では超高濃度の樹皮を燃やすバイオマス発電建設計画が発表されました。これに象徴されるように、いま、福島では放射能汚染した森林を伐採して燃やすバイオマス発電計画が進められています。放射能汚染木を燃料とする木質バイオマス発電は放射能の再拡散=バラマキという重大な問題をはらんでいます。
放射能汚染問題だけではありません、FIT制度の下に全国各地で急増する木質バイオマス発電は様々な問題を抱えています。膨大な燃料確保のための無秩序な森林伐採が国内外で行われています。これによる生態系の破壊、洪水、土砂崩れの発生、騒音、異臭、事故などの問題を引き起こしています。大型木質バイオマス発電は熱効率が悪くCO2発生を増大させています。
こうした状況の中で、全国各地で木質バイオマス発電問題に取り組む運動があります。心配や危惧をいだいている個人の方々も多くいらっしゃるはずです。こうした全国の状況を共有化し問題解決のヒントを探るためのオンライン・シンポジウムを開催したいと思います。
オンライン形式ですので、お気軽に広く全国の皆さまが参加されることを期待します。
●よびかけ団体
フクロウの会(福島老朽原発を考える会)、放射能ごみ焼却を考えるふくしま連絡会、木質バイオマス発電チェック市民会議(長野県東御市)、ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
●シンポジウムの内容
(1)趣旨説明
(2)各地からの現状報告
①長野県東御市から・・木バスチェック市民会議 川端眞由美
②新潟県三条市から・・未来の生活を考える会・三条 鶴巻敏樹
③福島県田村市から・・大越町の環境を守る会 久住秀司
④飯舘村その他福島県の状況・・放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会 和田央子
(3)各地からの発言
伊達市から(予定)他 ※各地からの発言を希望する方は事前にご連絡をいただけるとスムーズです。
(4)コメント
①FIT制度からみた木質バイオマス発電をめぐる問題と課題・・FoE Japan 満田夏花
②木質バイオマス発電の技術的問題・・ちくりん舎 青木一政
(5)Q&Aと総合討論
●お問い合わせ先
090-7245-7761 (ちくりん舎青木)lab.chikurin@gmail.com
090-8116-7155(フクロウの会阪上)fukurounokai@gmail.com