※集会参加登録された皆さまへ:手違いで昨日お送りした会議アドレスがまちがっておりました。本日13時頃に再度、正しいアドレスを登録者の皆さまにメールでお送りしましたので、ご確認ください。申し訳ありません。
福島県田村市では本年4月から、福島県内の放射能汚染木を燃やす木質バイオマス発電が稼働を始めました。飯舘村内においても、福島県内から放射能汚染濃度の高い樹皮を集めて燃やすバイオマス発電計画が進行中です。
そもそも、膨大な木材燃料を必要とする大型バイオマス発電は、輸入燃料としてカナダや米国の温帯雨林帯やインドネシアなどの熱帯雨林帯を破壊するなど、「カーボンニュートラル」はウソで、むしろCO2排出を加速化させ生態系を破壊するなど、その問題点が明らかになってきています。国内でも、既に燃料不足でチップ価格は高騰し、全国各地で間伐材利用どころか、皆伐が進展しています。これらはCO2排出抑制どころか、森林破壊と保水力低下による土砂崩れ、土石流発生、洪水など、新たな危険が現実のものとなり始めています。
その上、福島県を中心に、放射能汚染木を燃料とする木質バイオマス発電が進められているのです。温暖化促進と環境破壊に加え、放射能をばらまくという最悪の計画が「再エネ推進」タテマエのもとで、進められています。既に放射能汚染木がチップ化され全国のバイオマス発電所に流通している可能性も大きく、この問題は福島県内に留まりません。
福島県田村市では「大越町の環境を守る会」が中心となり、この最悪の環境破壊、放射能バラマキの元凶である、田村バイオマスを相手取り裁判で闘っています。10月4日に結審を迎える田村バイオマス訴訟を控えて、あらためて田村バイオマス発電の問題点を学び、今後の闘いの展望などについて考えるオンライン学習集会を開きます。
汚染木を燃料とするバイオマス発電は放射能バラマキそのものです。是非、多くのかたの参加を呼びかけます。各地でメガソーラや大型バイオマス発電、放射能ごみ焼却、汚染水放出、汚染度再利用など環境を守る闘いを続けている方々も是非ご参加ください。
★★止めよう!放射能をまき散らす汚染木バイオマス発電
~田村バイオマス訴訟結審を控えて~★★
●共催:田村バイオマス訴訟支援の会、放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会、ちくりん舎
●日時:2021年9月25日(土)19時~21時(15分前から会議室を開きます)
●形式:ZOOMを利用したオンライン集会
●参加料:無料
●参加方法:9月23日(木)までにこちらから参加登録をお願いします(使用ブラウザによってはうまくいかない場合があります)。
その場合などはlab.chikurin@gmail.com まで、集会参加希望、氏名、所属(あれば)または都道府県、メールアドレスを記載して直接メールをお送りください。先着100名まで。前日にZOOM会議室アドレスをお送りします。
●お問い合わせ:090- 7245- 7761 青木(ちくりん舎)lab.chikurin@gmail.com
★★プログラム★★
(1) 主催者挨拶と導入-和田央子(放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会)
(2) 田村バイマス裁判の争点と裁判での論争の概要-青木一政(ちくりん舎)
(3) 原告からの訴え―久住秀司(大越町の環境を守る会)
(4) 裁判の意義と結審を迎えるにあたって―坂本博之弁護士
(5) 質疑応答
(6) 各地からの訴えと情報共有
(発言希望の方は事前にご連絡いただけると幸いです。時間の都合でご希望に添えない場合があります。)