はじめまして。 ちくりん舎の副理事長を仰せつかりました。青木です。 福島老朽原発を考える会(フクロウの会)の会員です。
昨年3月11日原発事故直後から、目の前で起こっている放射能被ばくを何とか抑えることはできないか、特に子ども妊婦を放射能被害から守れないか、ということが私たちフクロウの会にとって大きな課題となりました。
そんな中で、グリーンアクションのアイリーンさんの橋渡しで、米国の反核団体NIRS,フランスの市民放射能測定NGO-ACROとの連携体制が事故直後にできあがりました。
それ以来、ACROには土、水、野菜などの分析に加え、子どもたちの尿検査による内部被ばく調査で全面的に協力をいただきました。
ACROはフランス国内で助成金※・寄付を集め、ゲルマニウム半導体測定器を寄贈する計画も進めていました。私たちフクロウの会にそのゲルマニウム半導体測定器を寄贈するという知らせが届きました。喜ばしい半面、私たちのグループだけでこの新しいラボを維持できる見通しもなく、大変大きな仕事を任せられたとの思いでした。
それ以来、本当にいろいろな方々の助力があり、その運営を担うちくりん舎の設立にいたりました。いろいろな方々とお話し準備を進める中で、ちくりん舎の目指す姿も、よりはっきりしてきたように思います。
残念ながら、福島原発事故による汚染は極めて深刻で長期化することは間違いありません。脱原発を求め豊かな自然環境を残したいと願う市民団体、個人の共同ラボとして、このちくりん舎を育てて行きたいと考えています。
皆さまのご支援・ご協力をよろしくお願いします。
※助成金は“Il de France”(フランス地域圏)からのものです。パリを中心とする8つの県からなる地域圏です。
(注)本稿はサイト管理人が投稿代行致しました。
ありがとうございます。お陰さまでいよいよ5月から測定サービスが開始できそうです。これからどうぞよろしくお願い致します。
ちくりん舎のホームページを今回初めてみせていただきました。
とてもすばらしい活動だと思うので、応援したいと思います。