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フクロウの会とちくりん舎は、2017年12月より2018年3月にかけて南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回裁判の原告団の皆さんの尿検査を行いました。
その結果、南相馬原町区在住の原告の皆さんの尿中セシウム濃度は、チェルノブイリ原発事故の後にウクライナの強制避難地域ではなかった地域で見られた「チェルノブイリ膀胱炎」が生じた人たちと同程度のものであることが分かりました。
ウクライナの同地域では事故後15年が経過したころ、膀胱がんが事故前の1.65倍に増加したことが報告されています。今回の調査からは、南相馬在住の方々も同様に膀胱炎から膀胱がんに移行することが危惧されます。
また今回の尿検査の結果から、50日間の長期保養の前後では、体内のセシウムの排泄が効率的に行われていることも同時に明らかになりました。
この結果について、2018年4月26日の南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟第10回口頭弁論期日の後の報告集会で、皆様に紹介させていただきました。
当日のプレゼン資料を紹介します。
フクロウの会/ちくりん舎 青木一政
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