パンフレット
「オリンピックでの福島原発事故の幕引きは許されない 聖火リレーコースの汚染実態が示す福島のいま」を発行しました。1部500円(他に郵送料実費が必要です)でお送りします。必要な方は必要部数・送付先・氏名を書いて下記へご連絡ください。
測定地点全69箇所の詳細データや分析結果、市町村毎の詳細マップ、原発事故避難者、被害者の皆さんの生の声も収録して、「福島のいま」がリアルに伝わってきます。是非お申込み下さい。グループでの学習用にも最適です。
メール:lab.chikurin@gmail.com Fax:042-519-9378
こちらから直接申し込みもできます。
http://chikurin.org/wp/?page_id=19
A4版 カラー32p
【はじめに】より抜粋
私たちは東京オリンピックに大きな危惧を抱いてきました。それは、日本政府や大企業、大手メディアなど、そしてその背後にいる原発推進勢力が一体となって、福島原発事故被害の実態を隠蔽し、「原発事故からの復興」「クリーンで安全な福島」を世界に発信するための一大キャンペーンとして東京オリンピックを行おうとしているのではないか、ということです。私たちの危惧は、2020年1月に行われた安倍首相の施政方針演説の以下のような言葉にも端的にしめされました。
「二〇二〇年の聖火が走り出す、そのスタート地点は、福島のJヴィレッジです。かつて原発事故対応の拠点となったその場所は、今、我が国最大のサッカーの聖地に生まれ変わり、子どもたちの笑顔であふれています。(中略)浪江町では、世界最大級の、再生エネルギーによる水素製造施設が、本格稼働します。オリンピックでは、このクリーンな水素を燃料とする自動車が、大会関係者の足となります。そして、大会期間中、聖火を灯し続けます。リチウムイオン電池、AIロボット。未来を拓く産業が、今、福島から次々と生まれようとしています。(中略) 力強く復興しつつある被災地の姿を、その目で見て、そして、実感していただきたい。まさに「復興五輪」であります。」
(安倍内閣総理大臣施政方針演説2020.1.20より)
私たちは安倍首相が強調する「復興五輪」の象徴ともいうべき福島県内の聖火リレーコースとその周辺の放射能汚染状況を調べてみました。その結果は私たちにとっても驚くべきものでした。あらためて福島原発事故による汚染が広範囲に継続していること、聖火リレーコース上においてさえ、その状況が残されたままだということです。この実態をより多くの人々に認識してもらうため、私たちは原発事故被害者、避難者の皆さんの声とともに、パンフレットにまとめました。
【目次】
1. 調査方法
2. 調査結果一覧表
3. 調査結果分析
4. 避難者・被害者の声
武藤類子さん(原発事故被害者団体連絡会共同代表)
⾧谷川克己さん(郡山市から静岡県に自主避難)
菅野秀一さん(南相馬・避難 20 ミリ基準撤回訴訟 原告団⾧)
菅野みずえさん(浪江町から関西へ避難中)
5. 調査結果マップ
富岡町
大熊町
楢葉町
川内村
南相馬市
浪江町
葛尾村
飯舘村
川俣町
6. プロジェクト参加者の声
青木正巳さん(ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト)
武熊明子さん(ちくりん舎)
伊藤延由さん(飯舘村在住)
7. わたしたちについて
【発行】
NPO 法人市民放射能監視センター(ちくりん舎)
ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト
【協力】
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
20部お願いしたいのですが。
滝本様 パンフレット申し込みありがとうございます。郵送先を lab.chikurin@gmail.com 宛てにご連絡下さい。