菅政権は「2050年カーボンニュートラル」を打ち出しましたが実態はCO2削減にかこつけて原発再稼働を目論むものです。フクイチ汚染水海洋放出の10月中決定は、地元漁協や自治体などをはじめとする強固な反対の声により見送られました。しかし菅政権は依然として「適切な時期に判断」するとしており予断を許さない状況にあります。除染土(汚染土)についても飯館村における覆土なしでの野菜栽培実験や南相馬市小高区での農地への利用検討などが報じられ、こちらも予断を許さない状況です。
一方、飯舘村での樹皮を燃やす木質バイオマス発電計画や伊達市での木質バイオマス発電計画の発覚など、放射能汚染木を燃やす木質バイオマス発電は拡大しています。汚染水の海洋放出と汚染木を燃やす木質バイオマス発電や放射能ごみ焼却は放射能バラマキという意味では全く同じものです。
改めて放射能バラマキそのものの放射能ごみ焼却、汚染木を燃やす木質バイオマス発電について、各地の状況を共有するとともに、連携して各地の運動の強化を図る一助としてシンポジウムをオンラインにて開催します。ぜひご参加ください。
◆ご参加希望の方は以下のフォームからお申し込み下さい。
https://forms.gle/8L8VTyZXBGpbBaus7
◆放射能ごみ焼却と木質バイオマス発電を考えるオンライン・シンポジウム◆
・日 時 3月6日(土)14時~16時
・形式 ZOOMを用いたオンライン・シンポジウム
申込された方には前日までにZOOM会議室のリンク等をお送りします。
当日は15分前くらいから会議室を開けます。
・プログラム
第一部:放射能ごみ焼却反対大崎住民訴訟について
放射能ごみ焼却反対大崎住民訴訟の意義と裁判の経緯:松浦健太郎弁護士。
原告代表挨拶・質疑
第二部:各地からの報告
・放射能汚染木を燃やす木質バイオマス発電の問題点(ちくりん舎 青木)
・群馬県渋川市木質バイオマス発電の現状
・田村バイオマス発電訴訟の現状
・東御市バイオマス発電の現状
・福島県における汚染隠ぺいと「復興」(ふくしま連絡会 和田)
質疑応答(Q&A)/まとめ
主 催 放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会/フクロウの会/ちくりん舎
/木質バイオマス発電チェック市民会議(長野県・東御市)
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