7月19日盛岡市内で「ごみ処理問題を考える8市町連絡会」主催による勉強会が開かれました。
主催者からの依頼で「バグフィルタでは有毒微小粒子の拡散を防止できない~放射能ゴミ焼却裁判の経験から~」と題してお話ししました。
盛岡市周辺の8市町ではゴミ焼却施設を統合化する計画がすすんでいます。1日当たり500トンのゴミを焼却します。地元推進派からは2021年2月「絶対に溶融炉」を条件に受入れ表明されています。
炉型については今年2月に設立された盛岡広域環境組合の施設整備検討委員会で検討することになっています。これまで頑なに一日焼却量500t(災害ごみ50トン含む)としていましたが、昨年11月のごみ処理広域化推進協議会への公開質問状に対する回答では、今後の人口減少、ごみ減量により約360t(災害ごみは含まれていません)になると回答しています。
しかも盛岡市街地から数キロの場所8市町の施設が老朽化しているという訳でもないようです。サーマルリサイクルとか謳っていますが発電や温水利用の計画はハッキリしません。8市町からゴミ収集となると輸送にかかるCO2排出や交通問題、近年多くなった大雨による災害のリスクよるも出て来ます。どうして現職市長は統合化、集中化、巨大化にこだわるのでしょうか?
何やら原発推進や福島復興と同じような匂いがプンプンします。
私が発表したプレゼン資料はこちらからDLできます。
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