中間貯蔵施設内で汚染土を使った模擬道路の実証事業が実施されています。その施工工事中に、空間線量率が1μ㏜/h上昇したことが資料※から判明しました。
この8月に列島を襲った台風10号により、新宿御苑の実証事業予定地の周囲が膝丈まで水没しました。甚大な被害にも関わらず、環境省は10日経っても状況確認すらしていないことが判明しました。9月1日現在公式発表もありません。
環境省は再生利用に「全責任を負う」としていますが、これが実態です。
このような無責任体制で再生利用を進めさせてよいのでしょうか。自然災害による汚染土流出はもはや避けようがありません。
環境省は安全性を強調していますが、その確認方法には疑問な点が多くあります。 一緒に検証し、声を上げていきましょう。
※https://josen.env.go.jp/chukanchozou/facility/recycling/project_chukanchozou/
◉学習会日時:9月18日(水)19:00~21:00
◉プログラム
①新宿御苑の水没問題について:沢居恵美さん(新宿区議会議員)
8/21の台風10号で新宿御苑の汚染土再生利用実証事業予定地の周囲が水没しました。
この間明らかになったことについてお話いただきます。
②放射能汚染廃棄物事故における環境省対応について:和田央子(放射能拡散に反対する会/放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会)
原発事故以来、福島県内各地の放射能汚染廃棄物処理現場で様々な事故が起きています。今後の教訓とするため、これまでの環境省の対応を振り返ります。
③粉じん規制について:青木一政(放射能拡散に反対する会/フクロウの会事務局長/市民放射能監視センター(ちくりん舎))
汚染土再生利用のための工事中の土壌粉じんの放射能濃度規制は30Bq/㎥であることが明らかになりました。これは放射能ごみ焼却炉の煙突出口の基準と同じです。このことがどんなに危険なレベルか具体的にお話しします。
④汚染土上での空間線量規制について:瀬川嘉之(放射能拡散に反対する会/高木学校)
8000 Bq/kg以下でも空間線量率が跳ね上がり、年間の線量基準を超えてきます。にもかかわらず、実施する際には空間線量率さえ測らずにすませようとしているのです。
◉主催:放射能拡散に反対する会
◉参加無料
◉参加登録:以下フォームよりお申込み下さい。
https://forms.gle/iiSMoDPtCtGgsnqj8
◉お問合せ:stopshokyakuf★yahoo.co.jp (★を@に変えて下さい)
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