三条市”木質バイオマス発電所”周辺の土壌測定結果

「未来の生活を考える会・三条」の皆さんとの連携で、三条市の木質バイオマス発電「グリーン発電三条」周辺の環境汚染調査を行っています。

本格稼働前の現状データを採るために、すでにリネン吸着法による大気中粉じんの放射能調査、土壌汚染調査を開始しました。

今回、土壌汚染の状況が分かりました。以下の表が今回の測定結果です。

グリーン発電三条周辺土壌調査
NDは不検出、かっこ内は検出限界。
面積当たり放射能は径80mm、深さ50mm鋼管リング採取で計算した。

全ての検体でCs-134は不検出、Cs-137は重量当たりでND(0.93)~8.8Bk/kg、面積当たりでND(149)~1069Bq/kgという結果です。土壌のCsは大変低いレベルで西日本なみです。

ちなみに、この地域で生産した有機米(コシヒカリ2016年度産)を測定させていただきました。その結果はCs-134、137ともに不検出(検出限界0.1Bq/kg)という素晴らしい値です。

このようにきれいな土地を木質バイオマス発電などからの放射能再拡散で汚染させてはなりません。監視活動があらためて重要だと再認識しました。

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