宮城県大崎市の3箇所のごみ焼却施設での放射能汚染廃棄物焼却で周辺の大気中粉じんのセシウム濃度をリネン吸着法により監視しています。2018年秋からの調査、2019年冬の調査については既にこのサイトでも報告してきました。
今回、秋や冬とは風向きが逆方向となる夏の調査(2019年6月15日~8月31日)を実施しました。このほどその調査結果がまとまりました。
結論から先に言えば、夏の風向きの変化によりリネン吸着法による調査結果も秋・冬とは逆方向の風下にセシウム濃度の高い地点が移動しました。やはり放射能ごみ焼却により焼却炉の煙突からはセシウムを含む微小粉塵が漏れていることはこの結果から明らかです。3か所の3回の調査結果、合計9回の結果から、それぞれの焼却炉でセシウムを含む微小粒子が煙突から排出され、風下方向に流れていることが明らかになりました。
詳細な分析はこれからですが、速報として今回の調査結果を過去2回の調査結果とともにお知らせします。
pdf資料はこちらからダウンロードしてご覧ください。
玉造クリーンセンター調査結果(2019年夏、2019年冬、2018年秋)
中央クリーンセンター調査結果(2019年夏、2019年冬、2018年秋)
東部クリーンセンター調査結果(2019夏、2019年冬、2018年秋)
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高木基金だよりで活動を読みました。復興の名のもと放射能を拡散され2次被害を心配していました。貴重な活動です。応援しています。
小泉さま、ありがとうございます。今後ともご注目いただきご支援をよろしくお願いします。