3月20日ちくりん舎第3回シンポジウム

ちくりん舎のシンポジウムも3回目を迎えました。
今回は福島原発事故後5年の今、あらためて原発事故被害者の現状について学び、
私たちに何ができるるのかを考えたいと思います。是非ふるってご参加ください。

第3回シンポジウムちらし

NPO法人ちくりん舎(市民放射能監視センター) 第3回シンポジウム
原発事故被害者の今を知る ~避難先から、被災地から~

「復興」の名の下に
帰還を強要され、
「避難の権利」を奪われる
原発事故被害者たち

放射能安全神話の下に
被ばくを強いられ、
「風評被害」に分断される
原発事故被災地

福島原発事故から5年、
想像し得なかった新たな闘いが
始まっています

2016年 
3月20日(日)
    
13:30~16:30 (開場13:15)
  
武蔵野公会堂 (吉祥寺駅徒歩2分)・参加費500円 
 
お話  
イアン・トーマス・アッシュ さん 映画 「A2-B-C」 監督

(当事者からの報告) 
●避難先から  星ひかりさん(郡山市から東京都へ)
         長谷川克己さん(郡山市から静岡県へ) 
●被災地から  小澤洋一さん(南相馬市)    
            菅野美成子さん(伊達市)  
  
主催:NPO法人ちくりん舎 
後援:認定NPO法人高木仁三郎市民科学基金

イアン・トーマス・アッシュ(Ian Thomas Ash)
 1975年生まれ。アメリカ・ニューヨーク州出身。初めて撮った長編ドキュメンタリー『the ballad of vicki and jake』(2006)が、スイスのドキュメンタリー映画祭 Nyon Visions du Réelでグランプリを受賞。2000年に英語教師として来日し、2003年以降映像作家として活動している。
 福島第一原発事故以降、福島県内の避難区域周辺で生活する人々を追ったドキュメンタリー『グレー・ゾーンの中(In the Grey Zone)』(2012)がロードアイランド国際映画祭にて新人監督賞&観客賞をダブル受賞。さらに福島の子どもたちを追った『A2-B-C』(2013)でも世界各国で絶賛される。最新作であるガンにかかった友人の最期を記録した『—1287』(2014)は現在様々な映画祭で上映されている。 

映画「A2-B-C」について
 福島で生きる子どもたちに、今何が起きているのか。本作は、日本在住のアメリカ人監督イアン・トーマス・アッシュが福島原発事故以降の福島の子どもたちを追ったドキュメンタリーである。2011年3月11日 東日本大震災による福島原発事故発生。その11日後、日本在住のドキュメンタリー監督イアン・トーマス・アッシュは、福島の取材を決意する。
 今福島で、一体何が起きているのか? その事実を知りたいという一心でアッシュは福島へ向かった。福島を訪れたアッシュはカメラを片手に町の様子、人々の様子を撮り続けた。……(映画「A2-B-C」公式HPより)

保育
定員:10名(申し込み順)
費用:100円
申込:右記のことを明記の上、FAX又はメールでお申込みくだい。
締切:3月11日(金) 
①保護者の氏名・連絡先
②お子さんの氏名・年齢・性別  
③アレルギー等の留意点
連絡先: lab.chikurin@gmail.com     Tel/Fax:042-519-9378

会場
武蔵野公会堂 第1、2合同会議室(定員108名・当日先着順)

•JR中央線吉祥寺駅南口より
徒歩2分。井の頭公園に向かう途中にあります。
•駐車場は16台分ありますが、なるべく公共交通でお出でください。

所在地 東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目6-22
TEL 0422-46-5121

ちくりん舎とは
●ちくりん舎は、NPO法人市民放射能監視センターの愛称です。
●ちくりん舎は、フランスの放射能分析市民NGO であるACRO(アクロ) よりゲルマニウム半導体測定器を寄贈されたことをきっかけに、立ち上げられた市民団体です。
●ちくりん舎は行政から独立して放射能汚染を監視・測定、情報発信する、市民団体・個人からなる会員組織です。共同で測定ラボを運営しています。
●ちくりん舎には経験のあるスタッフがいる他、様々な市民団体が会員になり情報交換をしています。
●詳しくは、HPをご覧ください。http://chikurin.org
〒190-0181 東京都西多摩郡日の出町大久野7444
Tel/Fax:042-519-9378    e-mail  lab.chikurin@gmail.com

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除染土「減容化」=焼却炉問題でフクロウ・FoEチャンネル出演します

ちくりん舎関係者、ブログ記事をごらんの皆さま
突然ですが明日2月2日(火)20時~21時 フクロウ・FoEチャンネルに中西四七生
さん(たまあじさいの会)、青木一政さん(ちくりん舎)が
出演いたします。

先日の南相馬20ミリ裁判報告会で報告した蕨平焼却炉と除染土「減容化」
の問題点をお話しします。約1時間ありますので中西さんには日の出の
エコセメント工場と健康被害の問題、南相馬の風向調査結果なども
含めてたっぷりお話ししていただけます!
 
ご期待下さい。
 
当日見られない場合でも後からアーカイブで見ることができます。

http://urx.blue/rO1M

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再び放射能を南相馬にまき散らす-蕨平「資材化」施設の危険性

1月13日に南相馬20ミリ基準撤回訴訟の第2回口頭弁論が行われました。

口頭弁論後の報告集会で特別報告として蕨平(わらびだいら)「資材化」施設の危険性について
ちくりん舎理事の青木一政氏と、ちくりん舎の主要構成団体である「たまあじさいの会」中西
四七生氏から報告が行われました。

飯館村と南相馬の境界に作られている蕨平(わらびだいら)「資材化」施設は、除染土や除染ゴミ
焼却後の灰を高温で燃焼させてセシウムを気化させて「回収」し、セシウム濃度を下げた廃棄物を
「資材」と称して環境中にばら撒くというとんでもない構想のための実証化プラントです。

蕨平からは風も水も南相馬市へ向かって流れてきます。
ただでさえ放射能汚染で問題になっている地域へこのような施設を作り、再び周辺環境に放射能
をまき散らすことは許されません。

この施設はちくりん舎のすぐそばにある日の出町エコセメント工場がモデルプラントとされて
います。
長年このエコセメント工場からの環境汚染を調査してきた蓄積を元に、この「資材化」施設の
危険性について実証的に解説した当日のプレゼン資料をアップしますのでご一読下さい。

(ファイルが大きいので2つに分けてアップします。)

放射能をまき散らす蕨平の「資材化施設」-除染土の再利用-01

放射能をまき散らす蕨平の「資材化施設」-除染土の再利用-02

ちくりん舎とたまあじさいの会は測定や分析調査などで南相馬20ミリ基準撤回裁判を応援して
います。

南相馬20ミリ基準撤回訴訟についてはこちらをご覧ください。

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年頭挨拶

明けましておめでとうございます

  皆さま方のご支援のおかげをもちましてちくりん舎(市民放射能監視センター)も4度目の新年を迎える
ことができました。
 
 昨年は皆様からのご支援のお蔭でゲルマニウム測定器2台環境が実現、長時間測定の低価格化が

来るようになりました。短期間のうちに目標を超えるご寄付を頂き、ちくりん舎への期待をあらた
めて実感させ
られました。
また尿検査、多摩川流域調査、リネン吸着法、南相馬支援などでちくりん舎を核としてさまざま
なグループの協力体制
が広がりました。

 一方社会的には原発事故被害を「無かったことにする」放射能汚染実態の隠ぺいの動きが強く、
放射能
被害は大したことない、一部の人間が「騒ぎ立てている」というような逆宣伝の嵐が吹き
捲っています。

 そうした中で、今年もちくりん舎は「市民自ら測定し監視する」を合言葉に、市民団体・個人のための共同
ラボ
として、
スタッフ一同それぞれがレベルアップして協力体制、チームワークをより強固なものにしていきます。
そして放射能測定事業を軸に、低線量被ばくの危険性についての研究や調査を粘り強く進めていく所存で
す。引き続き皆さま方のご支援・ご協力をよろしくお願い致します。

                                         2016年元旦 ちくりん舎スタッフ一同

(追伸)

■ちくりん舎をご利用される方は以下のページを参照願います。
    ・測定サービスと依頼方法
    ・ちくりん舎利用ガイド
■ちくりん舎主催の第3回シンポジウムを下記の要領で開催いたします。参加予定して頂ければ幸いです。
            日時:2016 3 20 日(日) 13~17
            場所:武蔵野公会堂第 1・第 2合同会議室(定員 108人)
                       (JR吉祥寺駅から徒歩2分)
    テーマ:原発事故被害者の今を知る ~避難先から・被災地から~
                         自主避難者及び残留しながら放射能の危険性に正面から向き合っている
                        人々の両者からの声を直接聴き、そうした人々の現状と課題を受け止める。
                        そしてより広く被ばく被害を最小化するための活動課題を共有化する

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ちくりん舎ニュース10号発行(お知らせ)

ちくりん舎ニュースを発刊後3年経過、このたびお陰様で第10号を発行するに至りました。会員の方にはすでに郵送済みですが、ホームページにもpdf資料をアップいたしました。ご一読ください。
  ちくりん舎ニュース

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放射能測定結果公開DBについて(お知らせ)

 ちくりん舎が依頼を受け測定した公開可能な放射能測定結果をこれまでホームページに公開してまいりましたが、今回新たに追加更新いたしましたのでお知らせいたします。
1.測定結果公開DB(Exel Online 形式データですが、自分のパソコンにダウンロードが可能です)
   放射能測定DB①(2013年分)  ・測定期間:2013年4月~2013年12月 ・検体数 :420件
     放射能測定DB②(2014年分)   ・測定期間:2014年1月~12月         ・検体数 :440件
        放射能測定DB③(2015年分)   ・測定期間:2015年1月~6月           ・検体数 :342件
       今回追加   放射能測定DB2015年分)  ・測定期間:2015年7月~10月 ・検体数 :371件 
                                                 合計検体数 1,573
2.リネン吸着プロジェクトによる放射能測定結果
    
リネン吸着プロジェクトは、大気中の浮遊塵の放射能調査のために、ちくりん舎といくつかの団体個人が共同で
         進めているプロジェクトです。大気中に含まれるホコリの放射能のレベルを明らかにして、相互比較できるように
        することで、避難や移住、生活上の注意など個人の判断の材料にしていただくことを目的としています。
           詳細pdf資料:大気中の粉塵の放射能調査
   
公開可能な測定結果のみですが、今回7件追加、合計57件を以下に示します。
   ■
公開DB:「リネン吸着プロジェクト公開DB   (excel online形式)     
   ■googleマップ :上記データをgoogleマップにポインター表示しました(色の濃淡で高低がわかります)
   ■棒グラフ :googleマップに棒グラフ表示しました(棒の高さで高低がわかります)

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放射能測定の簡易申込みについて(お知らせ)

 ちくりん舎に放射能測定を依頼するときは測定依頼書を作成、送付していただいていますが、初めて依頼される方にはこの手続きが難しいようです。そこでホームページ゙から直接オンラインで申し込んで頂ける簡易申込みのページを設けました。
 あくまでも簡易な申込みですので事務局で受付後、メール等で検体内容、送付方法等の確認のやり取りをさせていただきますが、初めて測定を依頼される方はご利用ください。

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【報告】フクロウ&ちくりん舎カフェを開きました

フクロウの会と協同で「フクロウ&ちくりん舎カフェ」を開催しました。
会場が溢れてしまうのでは?と危惧していましたがそんなことはなく、
まずまずの集まりでした。
それでも、仕事の関係でなかなか参加できず、しばらくぶりの方や、
遠く金沢から来られた方の参加などもあり密度の濃い時間を過ごしました。

フクロウの会からは深刻な甲状腺がん多発の状況についての報告と
質疑が行われました。
後半はちくりん舎から活動の状況と測定分析活動から見えて来る長引く
放射能汚染実態の報告と質疑がありました。

米の分析については皆さんの関心も高く、尿検査とそのお宅で食べている
米のセットでの測定については皆さんからも賛同の声が出ました。

当日のちくりん舎の報告ファイルをアップします。
(ファイルが大きいので3分割します)

ちくりん舎の現況と放射能汚染の実態-01

ちくりん舎の現況と放射能汚染の実態-02

ちくりん舎の現況と放射能汚染の実態-03

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11月15日(日)ふくろう&ちくりん舎カフェを開きます

毎回大好評のふくろうカフェ*1

今回はちくりん舎と共同開催することになりました。

ちくりん舎の活動成果や最新情報も報告しながら、情報を共有して、私たちに何ができるのか一緒にお話ししましょう。ほかにも色々疑問や不安、私はこう思う!などなどみんなでお話しませんか?

どうぞお気軽にご参加ください。

*1:お茶やお菓子をいただきながらリラックスしてのお話会です。

●日時:2015年11月15日(日)

      13:30~16:00頃(開場13:15)

●場所:フクロウの会事務所(飯田橋駅5分:311市民プラザ内)

     新宿区下宮比町3-12明成ビル302号

     (不明な場合 090-8166-7155 阪上まで)

●参加費:300円(お茶、お菓子付き)

        マイカップ持参歓迎です。❤手ぶらでもOK!

●テーマ:甲状腺がん多発の状況について

       ちくりん舎の現状と汚染の実態 など予定

●ファシリテータ: 阪上武(福島老朽原発を考える会代表)

            青木一政(ちくりん舎理事

ちらしはこちらからダウンロードできます。

フクロウちくりん舎カフェチラシ

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27日発売の「女性自身」(11月10日号)

27日発売の「女性自身」(11月10日号)に、先日、浜通りの国道6号線で実施されてしまった中高生を駆出しての清掃イベントについて和田秀子さんがルポを書いておられます。和田さんのfacebookにも投稿されています。必読です。
(青木コメント)
ちくりん舎でN95マスクや軍手、回収したゴミなど測定しました。マスクからは微量すぎて検出できないのでは・・とたかをくくっていましたが検出して驚き!。
マスクをしていない子どももいるし、マスクをしていてもガーゼマスクでは今回検出したような細かいホコリは吸着できない。間違いなく子どもたちは吸い込んでいる。このようなキャンペーンを行った大人たちに怒りが湧く。 

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【重要なお知らせ】測定料金(長時間)値下げについて

 日頃より、ちくりん舎の活動をご支援いただき、ありがとうございます。
さて、会報9号でお知らせしました通り、多くの皆様のご寄付によりゲルマ測定器の2台化が実現し、お陰様で順調に稼働を始めました。そこで、2台化の目的であった長時間測定の料金値下げを10月1日より開始いたします。詳しくは新料金表測定サービスと依頼方法のページをご覧ください。
 また、放射能汚染による健康被害を少しでも軽減するためにおこなっている尿検査については、特に普及を図りたいと考え、特別価格を設定しました。尿検査をよびかけるチラシを用意しておりますので、ぜひ、お知り合いの方々や集会などで呼びかけてください。チラシをご希望の方は、必要部数をお知らせいただければお送りします。なお、リネンプロジェクトについては、これまで通りの価格で受け付けています。
 今後共、ちくりん舎へのご支援をよろしくお願い致します。2015年9月25日

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9・28南相馬20ミリ裁判-第1回口頭弁論が開かれます

ちくりん舎も土壌・大気中の粉塵(リネン吸着法)・地下水などの分析で協力している南相馬20ミリ基準撤回裁判の口頭弁論がいよいよ始まります。

大人も子供も一律に20ミリシーベルトという極めて高い避難基準の不当性を問う重要な裁判です。
 
いよいよ9月28日(月)に第1回の口頭弁論が東京地裁で開かれます。
第1回口頭弁論は東京地裁101号法廷という大きな法定で開かれます。多くの人の参加で傍聴席を埋めましょう。
 
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2015/09/201–467e.html
 
■日時:9月28日(月)
◆経産省前抗議アピール  12:30~12:50 @経産省本館前
◆東京地裁前アピール      13:00~13:40 @東京地裁前
◆第一回口頭弁論:         14:00~            @東京地裁101号法廷
※傍聴券が必要となるので、傍聴をご希望の方は13:30までに東京地裁正
面玄関前までお越しください。
 
◆報告集会:            15:30~            @参議院議員会館B107 資料代500円
 
※傍聴券を手に入れられなかった支援者の方々については、14時30分より参議院議員会館で「ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクト」による活動紹介を行います。支援の皆さまにとって、とても興味深い内容が盛り込まれています。その後、15時30分より同じ会場で報告集会を行います。

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放射能測定データベース(byちくりん舎)

これまでちくりん舎が測定してきた放射能測定結果を整理し、Exel Online 形式で本ホームページに再度公開しました。手元パソコンにもダウンロードできますので有効活用頂ければ幸いです。 

  放射能測定DB(3年分:重たいです)
  
・測定期間:2013年4月~2015年6月
  ・検体数  :1,202件
 放射能測定DB(2013年分)
 
 ・測定期間:2013年4月~2013年12月
  ・検体数  :420件
 放射能測定DB②(2014年分)
  
・測定期間:2014年1月~12月
  ・検体数  :440件
 放射能測定DB③(2015年分)
  
・測定期間:2015年1月~6月
  ・検体数  :342件

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2台目ゲルマの稼働を始めました

調整中の2台目ゲルマの校正と確認が終わり、2台体制で稼働を始めました。

途中MCA(マルチチャンネルアナライザ)の故障が発覚してメーカーに対応をお願いしましたが、それ以外はすべて自らやりました。

今回立ち上げたのはキャンベラ製の中古ゲルマです。しかしこれがなかなかの優れものです。Cs-134、137を検出する辺りのエネルギー領域での効率が良いのです。

遮蔽体もこのゲルマに合わせて下方からのγ腺が入らないようギリギリに隙間を狭めたことなどもあり、BSI製の新型ゲルマに劣らない効率です。

同じゲルマでもメーカーやタイプにより効率特性に違いがあり、それぞれ特徴が明らかになって使い分けをどうした方が良いかも良く分かりました。やはり自分で校正するとそのあたりが良く見えてきます。

皆さまにお約束している、長時間測定での低料金化については8月からスタートすべく準備中です。7月末か8月には広報いたしますので、よろしくお願いします。

 

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リネン吸着プロジェクト測定結果(公開)

リネン吸着プロジェクトで測定してきた放射能測定結果(DB・マップ)を一般公開致します。今後も随時更新していきます。

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2台目ゲルマの調整を始めました

ゲルマ2台化に向けた準備が進んでいます。

鉛遮蔽体の設置工事の後に、測定室部屋の工事が終わりました。
鉛遮蔽体があまりにも重たいので、先に遮蔽体を設置して、その後に
建屋を建てるという変則工事です。

増築部分の外壁にはちくりん舎の看板を設置しました。看板はちくりん舎への
上り坂にも設置しましたので、これからは始めての方でも安心して来れるでしょう。

増築された測定室外観

増築された測定室外観

測定室に入って左側が新たに拡張された部分です。こちらに2台目ゲルマが
設置されました。

測定室拡張部と2台目ゲルマ

測定室拡張部と2台目ゲルマ

測定室右側奥がゲルマ1台目。真ん中の棚にMCA(ゲルマの信号をエネルギー別にカウントする装置)を設置しました。ゲルマ測定器の心臓部です。

1台目ゲルマとMCA

1台目ゲルマとMCA

本日から2台目ゲルマの接続と調整に入りました。これまでのところ
順調です。今月末には校正を終えて本格稼働に入れそうです。

ちくりん舎の特徴である高精度測定をより安く実現するために、
長時間測定の料金を下げる予定です。

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第2回通常総会(報告)

ちくりん舎の第2回総会は予定通り、2015年5月24日(日)たましんRISURUホール(立川市民会館)で
行われました。お陰さまで活動報告会も総会も盛会でした。総会議案も全て議案通りで議決されました。
報告会で貴重なご報告を頂いた3氏及び出席頂いた会員の皆様には厚く御礼申し上げます。
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活動報告会(ちくりん舎会員)
(1)鈴木譲さん(東京大学名誉教授・元大学院農学生命科学研究科附属水産実験所)
「福島県のため池に棲むコイのセシウム蓄積と健康状態」
sIMG_6755 sIMG_6759sIMG_6757_thumb.jpg
(2)伊藤教行さん(NPO法人R.I.La主任研究員)
「多摩エリアの河川における土壌の放射能汚染について」
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(3)川根眞也さん(内部被ばく市民研究会)
「セシウムボールはホットパーレィクル」
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総会(いずれの議案も提出議案通り議決)
第1号議案 2014年度事業報告
第2号議案 2014年度会計報告
・収支報告・活動計算書・貸借対照表・財産目録
第3号議案 2014年度監査報告
第4号議案 監事選任
第5号議案 2015年度事業計画(案)
第6号議案 2015年度予算(案)

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2台目ゲルマ設置の工事が始まっています

ちくりん舎では2台目のゲルマの設置に向けて工事が始まっています。既にコンクリート基礎工事は終わっています。5月21日には鉛遮蔽体の設置工事が無事終わりました。

今後、新測定器室の建物工事を行い、ゲルマ半導体の設置と立ち上げは6月後半の予定です。

ゲルマ2台化の寄付を寄せられたかた、ありがとうございました。未だ少し資金不足です。ゲルマ2台化のためのご寄付をよろしくお願いします。

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第2回通常総会開催(ご案内)

ちくりん舎正会員の皆様へ
 市民放射能監視センター(愛称:ちくりん舎)は、会員のみなさまのご支援のもと、測定開始から2年を過ぎ、検体数は1,000件を超え、順調に活動を展開しています。既にお知らせしましたように、現在、ゲルマニウ半導体測定器2台体制に向けて準備を進めております。
 さて、題記第2回通常総会を下記の要領で開催しますので、是非ご参加いただき活発な意見交換をお願い致します。 なお、総会成立には正会員の1/2以上の出席が必要なため、正会員(団体、個人)でご都合のつかない方は既にお送りいたしておりますご案内(郵送及びeメール)に添えた委任状の提出(郵送、FAX又はemail返信)をよろしくお願い致します。(納期5月20日)
 記
日時:2015年5月24日(日) 13:30-16:45
場所:たましんRISURUホール(立川市民会館) 第2会議室
議題:開会挨拶
ちくりん舎の現状報告
活動報告会(ちくりん舎会員)
(1)鈴木譲さん(東京大学名誉教授・元大学院農学生命科学研究科附属水産実験所)
「福島県のため池に棲むコイのセシウム蓄積と健康状態」
(2)伊藤教行さん(NPO法人R.I.La主任研究員)
「多摩エリアの河川における土壌の放射能汚染について」
総会
議事(審議&議決)
第1号議案 2014年度事業報告
第2号議案 2014年度会計報告
・収支報告・活動計算書・貸借対照表・財産目録
第3号議案 2014年度監査報告
第4号議案 監事選任
議案議決
議事(審議)
第5号議案 2015年度事業計画(案)
第6号議案 2015年度予算(案)
議案質疑
以上
◆たましんRISURUホール(立川市民会館)
〒190-0022  東京都立川市錦町3-3-20
TEL:042-526-1311  FAX:042-512-5693
(徒歩)JR中央線立川駅南口より、すずらん通りを直進。徒歩13分。
JR南武線西国立駅より、徒歩7分。

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第2回ちくりん舎シンポジウム(追加報告)

3月1日に行われましたちくりん舎主催の第2回ちくりん舎シンポジウム報告記事の中で以下の記述を致しました。
このシンポジウムには福島県南相馬市からつくば市に避難している平田安子さんはじめ4名の方々の参加がありました。
平田さんからは福島原発事故の後、どのように生活が変わってしまったか、その大変な状況のお話がありました。
そのお話の内容記載のお許しを平田さんから頂きましたので以下、あらためて紹介させて頂きます。

 本日は南相馬の自主避難者の代表と云う事で、つくばから5名で参加しました。4年と云う月日は長かったのか短かったのか、大変辛かったです。心の葛藤も今は薄れ諦めの胸中です。原発や沖縄の基地問題、世界の紛争は皆世界の経済の為、そのかやの外でいつも泣かされているのは弱者です。まさか自分たちが巻き込まれるとはこれこそ想定外でした。

 ふくいち周辺環境放射線モニタリングプロジェクトの皆さまとの出会いにより主人と二人でプロジェクトに参加してまいりました。汚染の現実を知り地域の人たちに危険を訴え続けて来ましたが、笛吹けど踊らぬ弱者に「物云えば口びるさみし」で、訴える事さえ諦めの胸中です。
 が、これからは自分たちが先祖から受け継がれてきた命のバトンを後世に「幸せのバトン」として繋がるようにすることが今の私達の役目と責任だと思います。今日の出会いをこれからの活動のエネルギーとして次世代の子どもたちの幸せを願いながら、プロジェクトの皆さまと「粛々」とデータ取りを続けていきたいと思っております。

 この後の懇親会まで参加させて頂きますが有難うございます。これからも「フクシマ」に協力と見守りをどうかよろしくお願い致します。

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