プレスリリース:ハウスダスト(家庭の掃除機のごみ)のセシウム濃度測定による 福島県内外の放射能汚染調査

 新型コロナパンデミックの下で開催そのものが不透明になっていますが、政府は東京オリンピックを「復興オリンピック」と位置づけ開催する姿勢を変えていません。政府はそれに合わせるかのように避難指定を次々と解除してきました。福島県はイノベーションコースト構想をはじめとして様々な手段によって原発事故からの「復興」を演出しようとしています。史上最悪レベルの原発事故から10年を迎える今年、住民にとって本当の意味で復興の前提となる放射能汚染は解消されたのでしょうか。私たちはこのたび福島県内外の153か所においてハウスダストによる汚染実態調査をおこないました。この結果について発表いたします。

報道関係者各位プレスリリース2021_0214R1
※一部説明不足の点がありましたので補足追記しました(2月14日)

資料1:ハウスダストの説明

資料2:ハウスダスト測定結果
※一部に表記上問題がありましたので改訂しました(2月16日)

資料3:ハウスダストのセシウム溶解性調査結果

資料4:ハウスダストと屋内線量率の関係

ハウスダストのセシウム濃度(153か所)のマップ

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3月6日放射能ごみ焼却と木質バイオマス発電を考えるオンライン・シンポジウム

 菅政権は「2050年カーボンニュートラル」を打ち出しましたが実態はCO2削減にかこつけて原発再稼働を目論むものです。フクイチ汚染水海洋放出の10月中決定は、地元漁協や自治体などをはじめとする強固な反対の声により見送られました。しかし菅政権は依然として「適切な時期に判断」するとしており予断を許さない状況にあります。除染土(汚染土)についても飯館村における覆土なしでの野菜栽培実験や南相馬市小高区での農地への利用検討などが報じられ、こちらも予断を許さない状況です。

 一方、飯舘村での樹皮を燃やす木質バイオマス発電計画や伊達市での木質バイオマス発電計画の発覚など、放射能汚染木を燃やす木質バイオマス発電は拡大しています。汚染水の海洋放出と汚染木を燃やす木質バイオマス発電や放射能ごみ焼却は放射能バラマキという意味では全く同じものです。

 改めて放射能バラマキそのものの放射能ごみ焼却、汚染木を燃やす木質バイオマス発電について、各地の状況を共有するとともに、連携して各地の運動の強化を図る一助としてシンポジウムをオンラインにて開催します。ぜひご参加ください。

案内チラシはこちらからダウンロードできます

◆ご参加希望の方は以下のフォームからお申し込み下さい。

https://forms.gle/8L8VTyZXBGpbBaus7 

◆放射能ごみ焼却と木質バイオマス発電を考えるオンライン・シンポジウム◆
・日 時  3月6日(土)14時~16時
・形式   ZOOMを用いたオンライン・シンポジウム
     申込された方には前日までにZOOM会議室のリンク等をお送りします。
     当日は15分前くらいから会議室を開けます。
・プログラム
第一部:放射能ごみ焼却反対大崎住民訴訟について
  放射能ごみ焼却反対大崎住民訴訟の意義と裁判の経緯:松浦健太郎弁護士。
  原告代表挨拶・質疑
第二部:各地からの報告
 ・放射能汚染木を燃やす木質バイオマス発電の問題点(ちくりん舎 青木)
 ・群馬県渋川市木質バイオマス発電の現状
 ・田村バイオマス発電訴訟の現状
 ・東御市バイオマス発電の現状
 ・福島県における汚染隠ぺいと「復興」(ふくしま連絡会 和田)
  質疑応答(Q&A)/まとめ
 
主 催 放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会/フクロウの会/ちくりん舎
/木質バイオマス発電チェック市民会議(長野県・東御市)
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ちくりん舎ニュース(第25号)を発行しました

ちくりん舎ニュース第25号を発行しました。
●住民見学でもデタラメ説明(田村バイオマス)●稼働後のリネン吸着調査を始めました(東御市木質バイオマス)●よもやま話●尿中セシウム濃度と健康影響リスク測定結果●オンラインシンポジウムのお知らせ●会員募集

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ニュースレター11号が発行されました―田村バイオマス訴訟支援の会

燃やしていいの?放射能汚染木
木質バイオマス発電を考える ニュースレター第11号
2020.12

田村バイオマス訴訟支援の会ニュースレター第11号

■本田仁一市長 スキャンダル続々!
1.6億円寄付金問題
 本田市長の進退を問われる重大疑惑が続々と報じられています。朝日新聞は10月19日、除染事業16社から1.6億円もの市への匿名寄付について報じました。朝日新聞の取材により、寄付をしたのは本田市長の後援者である建設会社幹部らで、幹部らは下請け会社から寄付を集める元締めのようなことを行っていたことが明らかにされました。  一言でいえば市議会で「復興予算を回しに回して市がいただいた」と指摘されているとおりであり、国民の税金で実施されている除染事業の高額利益を市と業者が不当に分け合っていた(同記事で新海弁護士が指摘)のが実態であり、国民に不利益をもたらす背信行為と言えます。  また業者幹部は下請け会社に対し、「寄付しないとこの先仕事がないよ」などと強要していた事実も明るみに出ており、寄付を集めた見返りとして市の事業を優先的に受注したり、業者間で事実上の談合や斡旋利得、寄付の有無による不当な業者選別などが横行している可能性があります。

公職選挙法違反 
 寄付金に続き、本田市長が選挙区内の有権者にハム類の詰合せを贈っていたことが12月2日、朝日新聞等で報じられました。贈与された有権者は違法性を認識しつつ受け取っていたことを認めています。これについて違法性を指摘する声が複数上がっています。(朝日新聞より)
 

 都道府県選挙管理委員会連合会(東京)清水大資事務局長 「一般的に(お中元の)お返しだからといって認められることにはならず、公選法に違反する可能性がある」
 牛江史彦弁護士(元検事、東京弁護士会) 「法律の形式上は違反になる」
 衆院近畿ブロックの衆院議員 「選挙区内で配れば公選法違反」
 参院議員の秘書 「返礼品は贈らず礼状だけ書く。『世間の常識は政治家の非常識』と割り切っている」
 福島県警幹部 「公職選挙法が定める寄付の禁止は非常に厳格。話の通りなら一般的に違法で、金額や回数に関係なく立件できる」

県警は捜査、立件を! 
 県警は、朝日新聞報道の前から問題を把握し関係者から事情を聴取しています。速やかな捜査と立件を、そして厳正な処分を期待します。

長尾トモ子県議も公職選挙法違反により副議長を辞任
 福島県議の長尾トモ子県議会副議長が選挙区内市議にボールペンを配布、公職選挙法違反を認め12月11日、副議長を辞任しました。副議長だけでなく議員辞職が当然です。「政治とカネ」をめぐる汚職が後を絶たないのは、私たち有権者の問題意識の低さにも原因があります。おかしいことには声を上げ、政治家のエリを正しましょう。本田市長、さあ次はあなたの番です!

■本田市長に公開質問状を提出
裁判の核心部分、市長は口閉ざす

 本田市長は田村バイオマス発電施設に設置した排ガス集じん機「高性能HEPAフィルター」の性能について、議会での答弁においては「安全のため」とし、裁判では「安心のため」と巧妙に言い換えています。これは甚だしい議会軽視であり、住民を欺く詐欺的な説明です。

「安全」は客観、「安心」は主観
 文科省「安全・安心な社会の構築に資する科学技術政策に関する懇談会」報告書によれば、「安全」とは「人とその共同体への損傷、ならびに人、組織、公共の所有物に損害がないと客観的に判断されること」、一方で「安心」とは「個人の主観的な判断に大きく依存するもの」とされており、「安全」という場合には客観的に判断できる根拠が必要ということになります。このことについて本田市長の見解を正すため、10月8日付で質問書を提出しました。しかし市長は10月22日付で「係争中のため回答を控える」とのみ文書で示したに過ぎませんでした。裁判を理由に町民への説明責任から逃れられるものではありません。

■10月27日(火)第6回田村バイオマス訴訟 
「HEPAフィルタ設置」は虚偽―田村市長側は法廷で自滅答弁

 被告田村市長側は争点のHEPAフィルタについてJIS Z 8122にもとづくと第3回法廷で説明しました。ところがこのJIS Z 8122は煙突に付ける排ガス用でもなければ、放射能対策用でもないのです。これこそ田村市長が議会で住民だましの説明をした動かぬ証拠です。

第4回法廷で私たちはこのことを追及しました。第5回法廷で被告側弁護士は反論を「次々回まで待って欲しい」と引き延ばし作戦に出ました。第6法廷では裁判長は被告田村市長側に対し、争点を整理することを求めるという不可解な指示を出しました。 次回の第7回法廷でいよいよ自滅答弁の釈明がされます。 ご注目を!

 

 

 

■第七回バイオマス裁判

2021年1月12日(火)13:30 福島地方裁判所 

裁判終了の20分後より福島市市民会館にて報告集会

◆カンパをお願いします◆
ゆうちょ振込口座:00270-8-106485
口座名称:田村バイオマス訴訟支援の会
タムラバイオマスソショウシエンノカイ

銀行からの振込の場合
店名(店番):029
当座  0106485

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毎日新聞埼玉版に紹介されました

https://mainichi.jp/articles/20201226/ddl/k11/070/096000c

執筆された山田研記者は大崎支局時代に放射能ごみ焼却反対住民訴訟とリネン吸着法の監視について丁寧に取材されて記事化していただきました。

セシウム137の半減期は30年、まだまだ汚染は続く、そして汚染はじっとその場にとどまるのではなく、水の流れなどで移動して集中的に濃度の濃くなる場所がある。それが人間の営みで再拡散される。そうした広い視野での問題提起を含んでいまる。 

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★大気浮遊塵中のセシウム濃度推移

★大気浮遊塵中のセシウム濃度推移グラフ(2017~2020年度)new!  
   2020年度(上半期データ)を追加しました。    (2020.12.09更新)

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12月2日大崎市放射能廃棄物焼却差し止め訴訟第10回期日が開かれました

12月2日、仙台高裁で開かれた大崎市放射能汚染廃棄物焼却差し止め訴訟(住民訴訟)第10回期日に急きょ傍聴参加してきました。

本訴訟では焼却による排ガスのセシウムが「不検出」のため問題ないとする被告側と、「不検出」はゼロということではなく内部被ばくの危険性があり住民の平穏生活権を脅かすとする原告側の主張が争点となっています。原告側はちくりん舎が行った試験焼却時のリネン吸着法による監視結果や県内各地のモニタリングポストの値が横ばいであること、焼却炉周辺土壌汚染の調査結果など様々な証拠資料を提出して、対象となる玉造クリーンセンターからの放射能粉じん漏れを立証してきました。

このような過程のなかで、裁判所としても環境省の定めた排ガス調査方法(公定法)にこだわらず、原告らの提案するやり方で焼却炉排ガス中のセシウム測定をしてみてはどうかと提案するにいたりました。

当日の法廷で被告側は焼却炉敷地内にリネンを設置する(煙突直下のため低い値となる)という姑息な提案をしてきました。原告は3つの測定方法を提案しています。①リネン布を煙突直上あるいは煙突内に設置して測定、②コールドトラップ法により排ガス中の微小粉塵を収集して測定する、③公定法の検出下限を下げて測定するというものです。

裁判所からの提案は公定法の延長である③をやってみてはどうかとの発言がありましたが、原告弁護団はそれぞれの方式に一長一短がある、調査時のトラブルなどの可能性もあり3つの方式を進めることを提案しました。説明に立った宇部弁護士の「三人寄れば文殊の知恵という言葉もある、裁判官の皆さんも三人ではないか」との説明は分かり易く説得力があり傍聴席からもどよめきがおこりました。

次回、進行協議で専門家・技術者を交えた具体的な方法についての検討をすること、その後、3月10日の法廷で内部被ばくの問題と進行協議の結果も踏まえた焼却炉現地での調査方法についての審議が行われることが決まりました。

法廷後、原告団、支援者、弁護団は近くの戦災復興記念館において報告集会を開き裁判詳細についての確認や今後の進め方などを確認しました。

※写真はいずれも日野正美さんによるものです。

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田村バイオマス発電所完成ー何故かHEPAフィルタについてはダンマリ

福島県田村市に建設中の田村バイオマス発電所が完成したようです。各社でその完成が報じられています。

https://mainichi.jp/articles/20201114/ddl/k07/020/065000c

https://www.minpo.jp/news/detail/2020111380904

ところで、これらの報道で、とても不思議な事態が起こっています。それは、田村市長が「国内最高レベルの安全性」と議会で答弁し、親会社のタケエイが日刊工業新聞ではなばなしく「放射性物質が飛散する懸念への配慮として、バグフィルターでの処理後にHEPAフィルターでも処理する二重の体制をとる。これにより燃焼によって発生する粉じんを99.97%以上、取り除くことができる」(2018年8月31日)と発表したHEPAフィルタについて一切触れていないことです

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00486734?isReadConfirmed=true

http://rief-jp.org/ct10/82305

私たちが調べた限りでも、バグフィルタの後段に、微小粒子の集塵率が高いとされるHEPAフィルタを設置したバイオマス発電施設は国内初めてです。(フクイチ構内で最近稼働を始めた増設雑固体焼却施設では設置されています)。バイオマス発電施設で放射能対策でHEPAフィルタ設置は国内初めてで「最高レベル」であるなら何故、これを宣伝しないのでしょうか。自信のある設備なら、ここぞとばかりに宣伝しても良いはずです。田村バイオマスエナジーがブリーフィングしたにも関わらず、新聞各社がこれに全く触れないということは考えにくいです。

田村バイオマスエナジ―と本田仁一田村市長は「HEPAフィルタ」の話はしたくないのでしょうか??

現実は、既にこのブログで何回か記述しているように、「国内最高レベルの安全性」確保のための「HEPAフィルタ設置」は偽物だからです。田村市の住民はこの「HEPAフィルタ設置」が虚偽であり、田村バイオマスエナジ―に対して田村市が支出した交付金は、市の錯誤によるものであるから、市は交付金の返還請求を行え、として裁判を起こしています。

既に、6回にわたる裁判で被告、田村市側はこのHEPAフィルタが虚偽であるという原告側の具体的指摘に対して全く反論ができていません。つまりは裁判を重ねる毎に、「HEPAフィルタ設置」は住民と田村市議会をダマすためのものであり、実際には「お飾り」に過ぎないことが明らかになっています。

華々しく、完成をメディアに公開した割には、HEPAフィルタについてダンマリを決め込む姿は、やはり「偽物」「住民だまし」だったことを再度明らかにしたと言えるでしょう

田村バイオマス訴訟で、被告田村市がHEPAフィルタについてまともな説明ができていないことについては、是非、こちらの報告をご覧ください。

第6回田村バイオマス訴訟法廷が開かれました

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経産省が進める大型木質バイオマス発電は環境破壊そのもの―オンライン・シンポジウム報告

福島老朽原発を考える会、放射能ごみ焼却を考えるふくしま連絡会、木質バイオマス発電チェック市民会議、NPO法人市民放射能監視センターの呼びかけで、10月25日に開催されたオンライン・シンポジウムには各地から59名のオンライン参加、同時に流されたyoutubeでは30名程度の視聴がありました。

 今回のシンポジウムでは汚染木材を燃料とすることによる放射能の再拡散問題と、そもそも大型木質バイ発電オがCO2発生抑制につながらないどころか森林破壊による生態系破壊、洪水・土砂崩れの危険性増大など環境破壊そのものであることについて、一体の問題として共通認識が深められました。

各地からの現状報告
① 飯舘村その他福島県の状況・・放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会 和田央子  
② 長野県東御市から・・木バスチェック市民会議 川端眞由美
③ 新潟県三条市から・・未来の生活を考える会・三条 鶴巻敏樹
④ 福島県田村市から・・大越町の環境を守る会 久住秀司
 

コメント
① FIT制度からみた木質バイオマス発電をめぐる問題と課題・・FoE Japan 満田夏花
② 木質バイオマス発電の技術的問題・・ちくりん舎 青木一政

Youtubeでアーカイブがみられます。ご参加できなかった方、もう一度確認したい方、以下から視聴できます。

https://www.youtube.com/watch?v=kb0Qq_UCrIo

 

報告者のプレゼン資料は下記からダウンロードできます。

放射能汚染木材をバイマス発電で燃やす?(和田央子)

市民に隠して建設された 木質バイオマス発電所(川端眞由美)

地球規模での森林破壊に繋がる大規模バイオマス発電(満田夏花)

木質バイオマス発電の技術的問題点(青木一政)

今後とも、各地のネットワークを広げながら問題点の共有化、互いに学びあい、支えあうような企画を計画してゆきたいと思います。ご意見などありましたらお知らせください。

 

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第6回田村バイオマス訴訟法廷が開かれました

10月27日に福島地裁において第6回田村バイオマス訴訟法廷が開かれました。次回の裁判期日は2021年1月12日13:30からと決まりました。被告側が今回提出した準備書面は、原告の主張である①燃料木材の放射能汚染の問題、②バグフィルタがセシウムを含む微小粒子を捕捉できない問題、それぞれに関する反論が主なものでした。こちらが本裁判の主な争点として主張している、HEPAフィルタが実際には機能しない虚偽設備であることについての反論は次回に持ち越されました。

裁判終了後、福島市市民会館において報告集会が開かれました。約20名の参加がありました。

報告集会ではちくりん舎の青木から、これまでの裁判経緯の説明がありました。報告の資料は下記からダウンロードできます。

第6回法廷:田村バイオマス訴訟の経緯(ウエブアップ用)

青木の説明の中では、第4回までの法廷でHEPAフィルタが機能を果たさない虚偽設備だということについて、原告側が優位に論戦を紹介していたとの説明がありました。ところが第4回法廷の場では、裁判長から「燃料木の放射能汚染と検査体制の問題」「バグフィルタによる放射能捕捉の問題」について原告側の主張を整理して提出するよう発言がありました。本裁判の主要な争点は、あくまでも田村BEと本田市長が説明する「国内最高レベルの安全対策としてのHEPAフィルタ設置」が虚偽だという問題です。これに対して、「バグフィルタで安全は担保されている」「HEPAフィルタは『安心対策』のためのもの」として争点をずらす被告側の主張に乗ったような裁判長の発言でした。第5回裁判ではこの裁判長に指示に従って、当方の主張を述べたものです。

今回の法廷の場でも、被告側弁護士に対して「次回、被告側として原告主張の重要ポイントと考えられる点について反論するように」との発言があったのです。青木からはこの点について、裁判の主要争点の設定を被告側の選択に任せるようなもので、被告側の争点ずらしに優位に作用するのではないか、との危惧が表明されました。

坂本弁護士からは、今回の被告側の準備書面内容についての更に詳しい解説がありました。バグフィルタの問題についても被告側は冷却水の取水場所やその内容などを一切明らかにしていないので、排煙が確実に冷却できるか不明のため、バグフィルタそのものが確実に稼働できるかどうかも疑わしいとの補足説明がありました。裁判長の発言については、単に被告側書面の理解のしやすさを考慮しての発言とも考えられるとの解説がありました。また、今後の裁判の見通しの説明がありました。

質疑、意見交換の中では、来年4月に予定されている田村市長選との関連で質問がありました。来る田村市長選で現職の本田仁一市長が落選した場合は被告は誰になるのか、という質問です。坂本弁護士からは、被告は田村市長としての本田仁一氏が被告となっているので、落選した場合は新市長が被告になる、という説明がありました。

来る市長選の行方がどうなるかが大変重要ですが、現職の田村市長が落選し新市長になったとしても、裁判はそれで決着がつくわけではありません。引き続き粘り強い運動が重要であることを一同確認した報告集会となりました。

 

 

 

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10/25(日)14時 木質バイオマス発電を考えるオンライン・シンポジウム

木質バイオマス発電を考えるオンライン・シンポジウム
~全国ネットワークへ向けて~
 
●日時:2020年10月25日(日)14時~16時(会議室は15分前に開けます)
●ZOOMを用いたオンライン・シンポジウム
事前申し込みにより、前日までにZOOM会議室urlをメールにて通知します。下記から申し込み下さい。
※ZOOMの使いかたが分からない方は本文最後のお問い合わせ先にメールまたはお電話下さい。
●参加費無料
●要旨
 飯舘村では超高濃度の樹皮を燃やすバイオマス発電建設計画が発表されました。これに象徴されるように、いま、福島では放射能汚染した森林を伐採して燃やすバイオマス発電計画が進められています。放射能汚染木を燃料とする木質バイオマス発電は放射能の再拡散=バラマキという重大な問題をはらんでいます。
 放射能汚染問題だけではありません、FIT制度の下に全国各地で急増する木質バイオマス発電は様々な問題を抱えています。膨大な燃料確保のための無秩序な森林伐採が国内外で行われています。これによる生態系の破壊、洪水、土砂崩れの発生、騒音、異臭、事故などの問題を引き起こしています。大型木質バイオマス発電は熱効率が悪くCO2発生を増大させています。
 こうした状況の中で、全国各地で木質バイオマス発電問題に取り組む運動があります。心配や危惧をいだいている個人の方々も多くいらっしゃるはずです。こうした全国の状況を共有化し問題解決のヒントを探るためのオンライン・シンポジウムを開催したいと思います。
オンライン形式ですので、お気軽に広く全国の皆さまが参加されることを期待します。
●よびかけ団体
フクロウの会(福島老朽原発を考える会)、放射能ごみ焼却を考えるふくしま連絡会、木質バイオマス発電チェック市民会議(長野県東御市)、ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
●シンポジウムの内容
(1)趣旨説明
(2)各地からの現状報告
 ①長野県東御市から・・木バスチェック市民会議 川端眞由美
 ②新潟県三条市から・・未来の生活を考える会・三条 鶴巻敏樹
 ③福島県田村市から・・大越町の環境を守る会 久住秀司
 ④飯舘村その他福島県の状況・・放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会 和田央子
(3)各地からの発言
   伊達市から(予定)他 ※各地からの発言を希望する方は事前にご連絡をいただけるとスムーズです。
(4)コメント
 ①FIT制度からみた木質バイオマス発電をめぐる問題と課題・・FoE Japan 満田夏花
 ②木質バイオマス発電の技術的問題・・ちくりん舎 青木一政
(5)Q&Aと総合討論
●お問い合わせ先
 090-7245-7761 (ちくりん舎青木)lab.chikurin@gmail.com 
 090-8116-7155(フクロウの会阪上)fukurounokai@gmail.com
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ND(不検出)はゼロではないー裁判所の理解進むー放射能ごみ焼却大崎住民訴訟

大崎市での放射能ごみの焼却中止を訴える大崎住民訴訟について、第9回口頭弁論の内容が「石巻地域の会通信」で報告されました。

裁判の争点が詳しく説明されていますので、是非こちらからお読みください。

石巻地域の会通信NO31

裁判では、被告市側が、排ガス測定(環境省の決めた方法)で不検出だから漏れていないと主張しています。それに対して、原告側の主張は、不検出というのはゼロではないこと。測定の目的に応じて、測定する排ガス量を増やし長時間測定することで検出限界は下げられると主張しています。

裁判所もこの原告の主張にかなりの理解が進んでいるようです。

大崎住民訴訟は放射能ごみ焼却にストップをかける、大変重要な裁判です。

ご注目下さい。

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田村バイオマス訴訟支援の会ニュース第10号

ちくりん舎も支援している田村バイオマス訴訟の支援の会ニュース第10号が発行されました。

第10号のダウンロードはこちらから

◉思いはただ一つ「子どもたちを放射能から守る」 吉川さんの意見陳述
第5回田村バイオマス訴訟
8月18日福島地方裁判所で田村バイオマス訴訟第5回法廷が開かれ、原告の一人である吉川
ヨウ子さんが意見陳述を行いました。吉川さんは冒頭、田村バイオマスに反対するただ一つ
の理由が「子どもたちを放射能から守ること」にあることを明確に述べました。
吉川さんは陳述の最後に、反対署名運動で署名集めをしていたときの大変さと、その中で
も多くの市民からの期待で地元大越町の有権者の過半数を集めぬいたことについて、実感の
こもった陳述をされました。

◉「国内最高レベルの安全対策」は根拠なし HEPA(ヘパ)フィルタ設置は単なる「おかざり」
田村市は田村バイオマス発電㈱(田村BE)に40億円の補助金を支出します。この補助金支出につ
いて、田村BEと本田市長の安全対策「HEPAフィルタ設置」が虚偽であるから、市は不当利益返還
請求をせよとして提訴しました。これまでの5回の法廷でも、田村BEと本田市長の虚偽説明が明ら
かになってきました。

「国内最高レベルの安全対策」を「安心対策」へとスリカエ

◉集塵性能を数値化しないのであれば「筒抜け」であっても分からない「安心対策」と言い換えることで集じん性能を明らかにしないのであれば、単なるお飾りの設備であっても分からないことになります。
HEPAフィルタはJIS(日本工業規格)においても規格・性能が決められています。これを守らなければ「HEPAフィルタ」と称することは許されません。市と田村BEにやましいところがないのであれば、堂々とHEPAフィルタの集じん率を明らかにして、それを守っていることを公開すべきではないでしょうか。それをしないで「国内最高レベルの安全対策」などというのは恥ずかしい限りです。そのようなゴマカシで40億円もの血税を田村BEに支出するのは許されません。

◉グリーン発電会津を見学しました
9月6日会津若松市河東工業団地にあるグリーン発電会津を見学しました。本施設は2012年より始まった再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の認定第一号となったバイオマス発電のモデルであり、復興の騎手として大きく報道されてきました。今回は会津若松市議会議員にご案内いただく機会を得ましたが、残念ながら内部見学は現在受入れを中止しており、外観のみの見学となりました。

◉灰を肥料に?!
見学終了後、市議会議員より説明を受けました。いただいた資料「第1回会津若松市農山漁村再生可能エネルギー法協議会(令和元年11月19日開催)」によると、グリーン発電会津が灰を肥料に再利用したい意向を示していることが分かりました。環境省の進める汚染土再利用政策に伴い放射能汚染廃棄物の基準値がなし崩し的に緩められつつあり、市民の被ばくリスクが高まっています。

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田村バイオマス訴訟支援の会 facebook
https://www.facebook.com/groups/468923530580459/
進捗状況、イベントなど発信しています。
第六回裁判 10月27日(火)13:30 福島地方裁判所
裁判終了の20分後より福島市市民会館にて報告集会を行います。

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田村バイオマス訴訟―第5回法廷が開かれました

8月18日、福島地方裁判所で田村バイオマス訴訟第5回法廷が開かれました。今回の法廷では原告の一人である吉川ヨウ子さんから意見陳述が行われました。

思いはただ一つ「子どもたちを放射能から守る」- 吉川さんの意見陳述

吉川さんは冒頭、田村バイオマスに反対するただ一つの理由が「子どもたちを放射能から守ること」にあることを明確に述べました。

その上で、田村バイオマスの問題点について
①本田仁一市長の説明がコロコロ変わり信頼を無くしたこと。
②今回のバイオマス計画が放射能再拡散の確信犯であること。
③行政の手続きが隠ぺい主義で非民主的であること。

の3点についてこれまでの経緯を含めて裁判所に訴えるものでした。吉川さんは陳述の最後に、反対署名運動で署名集めをしていたときの大変さと、その中でも多くの市民からの期待で地元大越町の有権者の過半数を集めぬいたことについて、実感のこもった陳述をされました。裁判官3名もしっかりと聞いていいたと思います。

吉川さんの陳述書をダウンロード

HEPAフィルタ問題への反論を引き延ばす被告側弁護士

今回の裁判では原告側から、燃料木材への放射能の付着と検査の問題点、バグフィルタが放射能を完全に捕捉できないことを丁寧に説明した準備書面が提出されました。

その後、裁判長は「今回の準備書面で、原告側の主張がそろった。燃料木材の問題とバグフィルタの問題、HEPAフィルタの問題の3点がある。被告側は次回、これら3点について反論を準備できますか」との発言がありました。

被告側弁護人はそれに対して、「前者2つは次回までに準備できる。HEPAフィルタについての反論は次々回にして欲しい」と発言して、裁判長もこれを了解しました。

これは、私たち原告にとって驚きの発言でした。というのも、私たち原告側のHEPAフィルタの問題点についての主張は既に、前回(第4回、6月2日)に提出済みです。本来なら2か月後の今回、反論の書面が出てきてもおかしくありません。それが今回は全く出されず、次回もできない、次々回に提出するというのです。原告側が提出してから、おおよそ6か月もかかるというのです。

田村バイオマスのHEPAフィルタは虚偽のもの―反論に苦慮する被告側弁護団

報告集会でこの点が話題になりました。おそらく、被告側は「HEPAフィルタが虚偽である」とする、前回までの原告側の主張への反論に大変苦慮していると想定できます。反論の引き延ばしを図って、田村バイオマスの稼働を既成事実化して、あらたな局面展開を模索しているのかもしれません。

報告集会でちくりん舎の青木がこれまでの裁判での論争の経緯と今回の準備書面の概要を説明しました。その後、坂本弁護士から、今回の準備書面内容について詳しく説明がありました。資料は以下からダウンロードできます。

第5回法廷:田村バイオマス訴訟の経緯と新たな展開(ウエブアップ用)

青木の説明でも明らかなように、これまでの法廷論争で、被告側は「オウンゴール」ともいうべき失敗をしています。それは、田村バイオマスに設置されるHEPAフィルタは、「JIS Z 8122による」と文書で説明したのです。ところがこのJIS Z 8122はクリーンルーム用の規定であり、また放射能対策用ではない、とはっきり明記されています。このことは、本田仁一市長が説明した、「市民の放射能への不安に対して国内最高レベルの安全対策をする」という説明と真っ向から矛盾します。要するに、被告側弁護団は原告の具体的な追及をかわそうとして、田村バイオマスが設置するHEPAフィルタが「放射能用でもなければ、排ガス用でもない」ということを自ら主張してしまったのです。

報告集会でこれまでの論争の経緯を説明

説明中のちくりん舎青木副理事長

次回法廷は10月27日(火)13時30分からと決まりました。

引き続きご支援をよろしくお願いします。

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ちくりん舎ニュース読み解き オンライン・カフェのご案内

 ちくりん舎会員、支援者の皆様をはじめとして多くの方とオンラインで気軽なコミュニケーションの場としたいと考えております。お気軽にご参加ください。

●日時:8月8日(土)10時~12時頃まで
※10分前には会議室を開きます。
※途中入場、途中退出も可能です。

●形式:オンライン会議ソフトZOOMによるオンライン・カフェ
 パソコン、スマホから入れます。
 操作などご不明な方はお問い合わせください。
 ちくりん舎 青木一政 090-7245-7761

●内容:ちくりん舎ニュース記事の解説、最新情報のご説明。
 飯舘村に木質バイオマス発電計画-野放図な放射能ばらまき計画にストップを!、裁判を通じてますます明らか
 になってきた田村バイオマスの虚偽説明 他 ちくりん舎ニュース最新版はこちらからご覧になれます。
 質問や意見交換、各地の状況などの情報交換

●ご参加希望の方はZOOM会議室のURLを前日にお知らせしますので、事前にちくりん舎までこちらからお申し込み下さい。
 
お問い合わせ:090-7245-7761 青木 ちくりん舎:lab.chikurin@gmail.com 
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いったいどっち?産業部長はHEPAフィルタ設置を「安全確保」と再び明言ー矛盾する裁判答弁

田村バイオマス訴訟の大きな争点は、事業者が説明する「HEPAフィルタ設置」が虚偽であり、詐欺または田村市の錯誤によるものであるから、田村市は11億6千万円の補助金について事業者に返還請求すべきだというものです。

8月1日発行の田村市だよりによれば、6月定例議会において、白石勝彦議員の質問に答えて、産業部長はヘパフィルターの効果について、再び「事業者が安全確保のために必要なものと判断し、設置するものです」と回答しました。

表紙

田村市だより(抜粋)

これは、現在法廷で争われている市側の答弁と完全に矛盾します。法廷で被告田村市側の弁護士はHEPAフィルタについて、以下のようにこたえています。

安心対策としてのHEPAフィルタ」「HEPAフィルタ設置が「安全」対策を超えた「安心」対策のため」(2019年11月14日被告答弁書)、「その意味で、個別の集塵性能を数値化しているものではない」(2020年3月28日被告第2準備書面)。

この法廷での答弁は、原告側からの「被告の主張は、要するに、HEPAフィルタによる集塵率がバグフィルタによるそれを超えるということなのか、それともバグフィルタによって既に十分な集塵が行われているので、HEPAフィルタは、ただ飾りとしてついているだけ、ということなのか明らかにされたい」、「lHEPAフィルタにも集塵機能を予定しているのであれば、どのような集塵性能を予定しているのか明らかにされたい」(2020年1月28日第2回法廷)という追及に対して出て来た答弁です。

田村市はこの期に及んでもまだ田村市議会と法廷で答弁を使い分けるという卑劣な対応をしています。

議会に対しては「国内最高レベルの安全対策」(2018年9月定例会での本田仁一市長答弁)、「安全確保」(今回の答弁)と説明しながら、法廷の場で、「お飾りではないのか」「集塵性能を明らかにされたい」と問われると、「安心対策」と言葉を翻し「その意味で集塵性能を数値化しているものではない」と答えているのです。

これこそ、田村市が田村バイオマス㈱と一体となって虚偽説明で議会と住民をダマしているという明らかな証拠ではないでしょうか。

安全対策であれば、集塵率はどの程度か、バグフィルタに比べどの程度改善されるのか、数値で明らかにするのは当然のことです。JIS(日本工業規格)もそれをもとめています。それを問われると「安心対策」だから「数値化」しないというのです。

「安心対策」なので「集塵率は数値化しない」というのであれば、やはり「お飾り」であって虚偽の「HEPAフィルタ」ということになります。

田村市は法廷で答えている「安心対策としてのHEPAフィルタ」「集塵性能は数値化しない」という立場なのか「国内最高レベルの安全対策」、「安全確保」対策のどちらなのか、はっきりすべきです。

 

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子ども脱被ばく裁判第27回期日(結審)報告集会でお話させていただきました

7月28日福島市アオウゼにおいて、子ども脱被ばく裁判第27回(結審)報告集会が行われました。

当日は福島地裁において法廷が開かれましたがコロナの関係で傍聴者が限られていることもあり、同時並行で福島市アオウゼで学習会が開かれました。その場でお話をさせていただきました。

プログラムは以下のようなものでした。

学習会「内部被ばくの危険性〜最新情報を語る」
講演1「大気中を漂う放射性物質」河野益近氏
講演2「ちくりん舎の活動から見えて来た放射能ばらまきの実態」青木一政 

河野氏の講演は特に裁判での重要な争点になった不溶解性微粒子の問題です。ちくりん舎の青木からは、放射能ごみ焼却や木質バイオマス発電などの放射能のバラマキの状況と、南相馬市在住の方々の最新の尿検査結果の状況を報告しました。

ちくりん舎青木の報告資料はこちらからダウンロードできます。

 

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7・26(日)午後フクロウ・オンラインカフェーこうやって止めた!パーム油バイオマス発電・どうする飯舘村バイオマス発電

■+■+■+■+■+■ 
フクロウカフェ vol.27 

■+■+■+■+■+■

汚染の拡散、放射性物質のばらまき、日本のこれからのエネルギー、色々な疑問
や不安、私はこう思う、私たちに何ができるのか、などなどみんなでお話しませ
んか?

私たちはこの間、放射能汚染木材を使ったバイオマス発電に反対する取り組みを
行ってきました。今回は、舞鶴でパーム油バイオマス発電を止めた皆さんのお話
をじっくり聞きながら、いろいろ考えたいと思います。
どうぞお気軽にご参加下さい。

フクロウカフェ27チラシはこちらからDLできます

・日時:2020年7月26日(日)14:00~16:00頃
・オンラインで行います♪
 事前にフォーム https://forms.gle/YTspHNWD36mRZAGP8
 またはメール fukurounokai@gmail.com にて
 お申込ください。当日参加用のZoomのURLをお送りします。
 (不明な場合 090-8116-7155 阪上まで)
・参加費:無料
・テーマ
 講演 こうやって止めた!パーム油バイオマス発電
  ゲスト:森本 隆さん/舞鶴西地区の環境を考える会
 報告 放射能ばらまくバイオマス発電反対運動の現状
     青木一政/フクロウの会事務局長
    六ヶ所再処理工場の日常放射能放出/感染症と原発避難
     阪上 武/フクロウの会代表

♪福島老朽原発を考える会(略称:フクロウの会)は放射能汚染や事故の心配が
なく、放射性廃棄物を生み出さない社会をめざして首都圏で活動を続けて来た団
体です。 2011年3月11日の福島原発事故以降、脱原発の運動に加え、人々への被
ばくが少しでも少なく抑えられるよう情報提供・放射能測定・国や自治体への働
きかけなどを行っています。
♪フクロウの会ではボランティアスタッフを募集中
☆下記までご連絡お待ちしています。

福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
連絡先:fukurounokai@gmail.com 
TEL: 03-5225-7213    FAX:03-5225-7214
ブログ:http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/
〒162-0822 東京都新宿区下宮比町3-12明成ビル302号

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原発ゼロの会で「放射能汚染木を燃やすバイオマス発電」についてお話ししました

7月2日衆院議員会館にて原発ゼロの会による「木質バイオマスに関するヒアリング」が行われました。立憲民主党阿部とも子衆院議員のご尽力により実現したものです。

飯館村村長が進めようとしている放射能濃度の高いバーク(樹皮)を福島県中から集めてバイオマス発電として燃やそうという計画に対して、木質バイオマス発電の問題点、資金的裏付けとなる「福島再生加速化交付金ー木質バイオマス関連施設整備事業」の問題について、関連省庁担当者に見解を問いただし、問題を理解していただくためのものです。

当日のレジュメ

その中で「放射能汚染木材を燃やす田村バイオマス発電の問題」と題してプレゼンをさせていただきました。資料をご参考までにアップします。ファイルが大きいので2つに分割します。

説明資料(前半)

説明資料(後半)

後半のヒアリングにおいて、木質バイオマスで燃料とする木材の放射能基準を求めるべきではないか、バークを集めて燃やそうとしている飯舘村の木質バイオマス発電は周囲への放射能再拡散や焼却灰の処理はどうするのか、などの質問をしましたが、「福島再生加速化交付金交付要領」「別添6 木質バイオマス施設整備事業」の採択基準に則り進める、との官僚的・事務的答弁に終始しました。

0702原発ゼロの会 質問項目docx

修正版資料4_回答文書

(参考)飯舘村木質バイオマス事業者募集要項

ただ、原発ゼロの会の国会議員の方々も、田村市の木質バイオマスの問題や飯舘村の木質バイオマス発電計画について知らなかったようで、この問題について認識を深めていただく契機にはなったのではないかと考えます。

参加された議員の皆さまは
阿部知子衆院議員
近藤昭一衆院議員
菅直人衆院議員
真山勇一参院議員
塩村あやか参院議員
石川大我参院議員
山崎誠衆院議員
の皆さんです。

その他
嘉田参議院議員、芳賀参議院議員、篠原孝衆院議員の秘書の皆さまです。

 

 

 

 

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【賛同団体募集】飯舘村 放射性物質汚染木材を燃やすバイオマス発電計画の撤回を求める要請文

飯舘村バイオマス発電計画撤回を求める要請 賛同団体を募集します
 
飯舘村は、来年3月に終了する蕨平における環境省の仮設焼却炉の跡地利用として、木質バイオマス発電を計画していることを公表しました。
村内国有林のほか、避難指示区域に滞留しているバーク(樹皮)や間伐材を有効利用するとしています。
これは放射能に汚染された森林を一挙に燃やして処分するための除染廃棄物の焼却同然であり、20年もの間放射性物質を含む排ガスをまき散らす危険な事業となりかねません。
飯舘村に対し計画撤回を求める要請を行いたいと思います。
多くの団体のご賛同をいただきたく募集します。
ご協力をよろしくお願いいたします。
 
締切:2020年6月30日
 
ご賛同される方は下記までご連絡下さい:
放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会
市民放射能監視センター(ちくりん舎)
lab.chikurin@gmail.com(青木一政)
 
要請文は以下からダウンロードできます。
 
========以下 要請文===========
飯舘村長 菅野典雄 殿
 
飯舘村 放射性物質汚染木材を燃やすバイオマス発電計画の撤回を求めます
 
 私たちは、田村市に建設中の木質バイオマス発電に反対し、田村市と事業者を相手に訴訟を行う地元住民を支援する会です。田村市では放射能汚染の極めて高いバーク(樹皮)を含めた県内産材を燃料とします。このため私たちは放射能の濃縮された排ガスが近接する子ども園を含む住宅街にまき散らされ、健康被害につながる恐れがあることを大変危惧しています。
 
このたび明らかにされた飯舘村のバイオマス発電計画(飯舘から始まる森林再生と未来志向型農業体系(略)実施要領)によりますと、県内で発生する年間10万トンものバークを主要な燃料とし、未利用間伐材とくに被災12市町村におけるこれらの利用が停滞しているため有効活用することが提示されています。
 しかし事前調査の項目には、燃料の放射性物質測定方法すら記載されていません。これは実質的に燃料の放射能汚染を度外視する事業ということではないでしょうか。
 バイオマス発電は固定価格買取制度(FIT)制度により20年間の電力全量買取が保証されており、20年もの間24時間300日以上稼働する事業であり、排ガスの影響が強く懸念されます。
排ガスの飛散距離は広範囲に及びます。福島第一原発事故によるプルームは関東を超えた広い地域に到達したことや、中国からPM2.5や黄砂が常時飛来する事象などからも明らかです。8000㏃/㎏以下の汚染牧草などを焼却している大崎市クリーンセンター周辺では、風下の大気中のセシウム濃度が明かに上昇することが確認されています。
市民放射能監視センター(ちくりん舎)が南相馬市と宮城県大崎市において大気中の放射性微粒子の分析を行ったところ、7~8割が不溶性であることが判明しました。このような放射性微粒子を吸引すれば肺の奥へ長くとどまり、あるいは全身へ入り込み長期にわたり内部被ばくすることになります。
 
飯舘村内外の子どもたちをさらなる危険に晒す木質バイオマス発電を進めるべきではありません。私たちは本計画の撤回を強く求めます。
 
2020年6月22日
田村バイオマス訴訟支援の会
放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会
市民放射能監視センター(ちくりん舎)
 
連絡先 stopshokyakuf@yahoo.co.jp(和田央子)
lab.chikurin@gmail.com(青木一政)
 
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