報告:ちくりん舎オンライン学習・懇談会「南相馬の野菜栽培農家の実情と内部被ばくへの影響」

皆様

大変遅くなり申し訳ありません。1月6日に開催したちくりん舎オンライン学習・懇談会のZOOM録画をFFTVにアップしていただきましたのでそれを共有いたします。また当日のプレゼン資料も添付いたします。

後半の意見交換では、食物の土壌からのセシウム移行率などの話しや、本論を論文化してはどうかなどいろいろ貴重なアドバイスやご意見が出ました。

報告の結論がやや分かり難かったかもしれませんが、南相馬原町区西部など土壌汚染が高いところは屋外活動で土壌粉塵の慢性的な吸入によるセシウム摂取が無視できないほど高くなる可能性が大きいということです。

双葉、浪江、大熊等に続き帰還困難区域の復興拠点の除染(といっても住宅周辺20メートルというのは変わらない)で避難指示解除が進められています。土壌汚染の舞い上がりの吸入摂取の問題について、環境省などは影響が少ないとして全く考慮されていません。また非水溶性の超高濃度なセシウムボール(CsMP)がフクイチ周辺ではかなり沢山含まれていることなどの研究も進んでいます。空間線量のみの評価での安易な避難指定解除は大きな問題があることを改めて確認したいと思います。

ZOOM録画は下記をクリックしてください。

当日のプレゼン資料のDLはこちらから出来ます。

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