調整中の2台目ゲルマの校正と確認が終わり、2台体制で稼働を始めました。
途中MCA(マルチチャンネルアナライザ)の故障が発覚してメーカーに対応をお願いしましたが、それ以外はすべて自らやりました。
今回立ち上げたのはキャンベラ製の中古ゲルマです。しかしこれがなかなかの優れものです。Cs-134、137を検出する辺りのエネルギー領域での効率が良いのです。
遮蔽体もこのゲルマに合わせて下方からのγ腺が入らないようギリギリに隙間を狭めたことなどもあり、BSI製の新型ゲルマに劣らない効率です。
同じゲルマでもメーカーやタイプにより効率特性に違いがあり、それぞれ特徴が明らかになって使い分けをどうした方が良いかも良く分かりました。やはり自分で校正するとそのあたりが良く見えてきます。
皆さまにお約束している、長時間測定での低料金化については8月からスタートすべく準備中です。7月末か8月には広報いたしますので、よろしくお願いします。
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