5・25飯舘村の伊藤延由さんの特別講演会を行います(ちくりん舎総会企画)

5月25日(土)ちくりん舎総会特別講演会

原発事故が飯舘村にもたらしたもの(事故から8年の記録)
元いいたてふぁーむ管理人 伊藤延由さん

ちくりん舎第6回総会に合わせて、特別講演会を企画しました。どなたでも参加できます。

2019年ちくりん舎総会講演会ちらし

  • 日時:5月25日(土) 13:30~15:20 (開場13:15)
  • 場所:子ども未来センター(立川市)下記地図参照
  • 資料代:500円(会員は無料)

※席に限りがあります。会員以外の方で講演会参加希望の方は、ちくりん舎まで事前にご連絡下さい。

Tel&Fax 042-519-9378 mail: lab.chikurin@gmail.com  

※講演終了後、同会場で15:30からちくりん舎第6回総会を開催します。会員以外の方はご退席となります。ご希望の方は傍聴可能です。

伊藤さんは事故前年から「いいたてふぁーむ」という農業研修所の管理人として飯舘村で生活され、福島原発事故を体験されました。事故後、村内の放射線測定を通じて京大の今中哲二さんらと交流、空間線量計や個人線量計による調査、食材や土壌の汚染分析などを通して、飯舘村の現実を分かり易く発信されています。原発事故後の8年間と飯舘村の今について、じっくりお話を伺います。

伊藤延由さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【アクセス】
子ども未来センター
立川市錦町3丁目2番26号

TEL.042-529-8682

JR立川駅から徒歩13分
JR西国立駅から徒歩7分
多摩都市モノレール立川南駅から徒歩12分

 

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信濃毎日新聞で東御市講演会が報道されました

4月14日の東御市での「木質バイオマス発電を考える」講演会の様子が報道されました。

信濃毎日新聞4月16日付記事です。

信濃毎日新聞記事2019_0416

信濃毎日新聞4月16日付記事

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東御市(とおみし)で木質バイオマス発電についてお話しました

4月14日に長野県東御市で木質バイオマス発電の問題点について講演をしてきました。東御市は長野県上田市と小諸市の間にあります。この東御市羽毛山(はけやま)に清水建設の100%出資の子会社信州ウッドパワーが木質バイオマス発電所の建設が昨年12月より始まっています。

東御市の住民はこの計画をほとんど知らされておらず、昨年の12月1日の新聞報道で初めて知ったそうです。地元のお母さん方がこの計画を知り、放射能汚染木材が燃料として使われるのではないかとの懸念から、「木質バイオマス発電を学ぶ会」を立ち上げ、今回の学習会を企画したものです。

講演に先立ち、信州ウッドパワーの建設予定地を案内してもらいました。

信州ウッドパワーの工事現場 小高い丘の建設現場のすぐ下に東御市の市街が広がる

 

 

 

 

 

 

 

 

現場は東御市の南側を流れる千曲川沿いの小高い丘の上の工業団地の一角です。千曲川を挟んで北側に東御市の中心部が広がります。川を挟んで400メートルくらいのところには幼稚園があります。その先にかなり密集した住宅街が広がります。建設中の木質バイオマス発電所は1990kWと主流の5000~7000kWクラスと比較すると小規模ですが、このように住宅地に近くの小高い丘の上に作られるとなれば、住民の方が懸念されるのは当然です。

バイオマス発電建設現場下の住宅街から見上げる。小高い丘の中腹がバイオマス発電建設現場。左手はごみ焼却施設

 

 

 

 

 

 

 

 

午後、現場から1.2kmくらいのところにある中央公民館で講演会が行われました。周辺地域の住民の方が約60名ほど参加されました。

講演会の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

私のほうから「木質バイオマス発電について考える」と題して約1時間30分お話しました。住宅地域のすぐそばにできることからか、とても熱心に聞いていただきその危機感がひしひしと伝わってきました。

当日のプレゼン資料が必要な方はちくりん舎までご連絡ください。お送りいたします。

講演後の質疑・意見交換では、毎日100*トンものチップを間伐材などで集めるのは無理だ、放射能汚染木材が使われるのではないかという懸念や、毎日300トン以上いになる地下水のくみ上げによる水位低下など環境への不安が多く出されました。また市の役人や市長、市議会議員も何も知らない中で進めている、というような計画の進め方への不満も多く出されました。

*記載ミスがありましたので訂正しました(2019.4.19)

すでに住民の方が情報開示請求で燃料調達計画を入手していましたが、黒塗り状態です。燃料調達の問題、地下水低下の問題は長野県飯山市でも同じように問題になりました。講演会に参加された皆さんは今回の講演会を出発点として、信州ウッドパワーの計画が住民や環境に対して悪影響を出させないようにするための取り組みを立ち上げてゆくことになり、さっそく次回の会議の日程を決めるなど活発に動き出しています。

今後、長野県飯山市で木質バイオマス発電計画を中止させた方たちとの連携も早速始まりました。ちくりん舎としても地元の皆さんの支援をしてゆきたいと考えています。

 

 

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新潟県三条市でバイオマス発電の問題点についてお話しました

3月17日、新潟県三条市で開催された「三条市のみらいの生活を考える!」(主催:みらいの生活を考える会・三条)の催しでバイオマス発電の問題点についてお話してきました。

当日の講演資料は下記からダウンロードできます。

各地ですすむ木質バイオマス発電と放射能ごみのバラマキ(アップ用)1

各地ですすむ木質バイオマス発電と放射能ごみのバラマキ(アップ用)2

各地ですすむ木質バイオマス発電と放射能ごみのバラマキ(アップ用)3

三条市の皆さんとは1年半前からのお付き合いです。

三条市では住民の反対にもかかわらず木質バイオマス発電所が建設され2017年秋から稼働しました。

住民の皆さんが最も懸念していたのは福島周辺の放射能汚染した木材が燃料として使われ、セシウムなど放射能を含んだ排煙が環境中に拡散しないか、ということでした。

そこでちくりん舎に相談がありリネン吸着法や土壌汚染、飛灰の放射能を測定して監視を始めました。

講演に先立ち、主催者の鶴巻さんから1年半にわたる監視活動の報告がありました。それによれば、未だリネン吸着法での大気中のセシウムの検出はされていないが、発電所の飛灰は200bq/kgと、三条市周辺の木材を燃焼させた場合の灰と比べて明らかに高いことが報告されました。発電所を訪問して確認したところ、建設前の説明とは異なり、群馬県の八ッ場ダム建設に伴う伐採木材を70%も使用している実態が明らかになりました。鶴巻さんは今後もリネン吸着法での監視活動や、発電業者に焼却灰の放射能濃度を測らせることなどの監視活動を続けてゆくとの報告がありました。

ちくりん舎も三条市の皆さんと今後も連携して監視活動を続けていきます。

集会の後半ではマーク・アキクサさんのインディアンフルートコンサートもあり、とても充実した時間となりました。

 

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恐ろしい除染土輸送の実態

常磐高速道を南相馬からいわき方向へ南下すると何台もの大型ダンプトラックの車列とすれ違う。大型ダンプの正面には「環境省除去土壌等運搬車」「特定廃棄物運搬車」などの大きな緑色の看板を付けている。

除染土輸送(動画)

 

もちろん常磐道だけではない。福島県の中通り(福島、郡山、二本松など)、浜通り(南相馬、浪江、富岡など)では一般道でも普通に出くわす。

これらのダンプにはキログラムあたり10万ベクレルを超える除染土や10万ベクレルまでの焼却灰が積まれている。キログラムあたりなので、ダンプ1台で10億ベクレルという想像もつかない放射能量だ。これがなんと1日2000台程度、人が普通に住んでいる街を行きかっている。

これらの除染土運搬車の放射線防護はどうなっているのだろうか。本当に安全なレベルと言えるのだろうか。環境省発行の「除去土壌運搬ガイドライン」に沿ってみてみよう。

除去土壌の収集・運搬に係るガイドライン

運搬車両の空間線量率

 

 

 

 

 

 

 

ガイドライン中の車両運行規則によると、なんと100μSv/hである。単純計算すると年間867mSvに相当する。公衆の被ばく限度は年間1mSvである。環境省の言い分はトラック輸送は短時間に通り過ぎるから問題ない、ということらしい。

しかし、福島県中通り、浜通りでは毎日2000台のこうしたダンプトラックが行きかっているのだ。各地にある仮置き場から中間貯蔵施設に運び込むために、こんな危険な状況を作り出してよいのだろうか。

では、このトラック側面1メートルで100μSv/hという(とてつもなく緩い)基準は守られているのだろうか。ガイドラインをよく読むと、「年間200ミリシーベルトを超えるような地域から発生する除去土壌を運搬する場合には」との但し書き付きで、線量測定と100μSv/hを超えた場合の措置について書いてある。つまり、「年間200ミリシーベルト」を超えない場所からの除染土であれば、なんの検査も要らないことになる。

こうして、ほとんど無チェックでとんでもない放射線を発するダンプトラックが福島県内を毎日2000台、行きかっている。

先日、この除染土壌運搬車が国道で脱輪し3メートル下の草むらに転落するという事故が起こった。積み荷のフレコンバッグはすべて落下したという。http://ur2.link/vyMt

 

政府は避難指示区域を広げる代わりに、大々的な除染を推進した。その結果、中間貯蔵施設ではとても収まりきれない大量の除染土・除染廃棄物が発生。今度はその処理のため中間貯蔵施設への運搬、「リサイクル」という名の汚染土再利用、可燃性の汚染廃棄物の焼却、放射能微小粒子の空気中への拡散。高濃度に汚染した灰の輸送や廃棄、再利用と際限のない悪循環に陥っている。放射能をこねくり回してまた拡散させて人々を被ばくさせる。環境を汚染する。際限のない泥沼だ。

いったん飛び出してしまった放射能は現実には手が付けられない。その現実から出発しなければならない。

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汚染牧草焼却、中止求める仮処分 「セシウム漏れ証拠」提出

汚染牧草などの焼却試験を進めている宮城県大崎市内3か所のクリーンセンター周辺でリネン吸着法による監視を続けています。

焼却試験差止を求める裁判の証拠としてちくりん舎測定のデータが提出されました。裁判長は事務組合側に本件に関して見解を求めましたが組合側は「意見無し」と反論していません。面白い展開になってきました。

本日2月27日、毎日新聞宮城版が丁寧に報じていますので、ご紹介します。新聞記事ですので冒頭部分を紹介引用します。

また、裁判証拠として提出したデータと報告書も合わせて紹介します。

東日本大震災  福島第1原発事故 「セシウム漏れ証拠」提出、
審尋で住民側 汚染牧草焼却、中止求める仮処分 /宮城
毎日新聞2019年2月27日 地方版より(部分)

 東京電力福島第1原発事故による放射性物質に汚染された牧草の大崎地域広域行政事務組合による西部玉造クリーンセンター(大崎市岩出山)での試験焼却中止を求める仮処分申し立てで、第3回審尋が26日、仙台地裁であった。非公開で行われたが、住民側は「放射性物質が漏れていることをかなり高い確度で示す証拠」として提出した、センター周辺で布をつるして大気中の微小なほこりを集める「リネン吸着法」による調査結果を説明したという。【山田研】

 調査は、NPO法人市民放射能監視センターちくりん舎(東京都)が、試験焼却に反対する住民と実施した。大崎地域広域行政事務組合が試験焼却を開始した昨年10月15日、同センターなど3焼却施設周辺の民家のベランダや畑など計29カ所にリネンをつるし、今年1月6日に回収。現在、表面に付着したセシウム137の測定を進めている。

 このうち、同センター周辺では、半径4・5キロ以内の江合川沿いの谷筋9カ所(このうち1カ所は期間中に外したため比較対象外)につるした。ちくりん舎の青木一政・副理事長によると、1平方メートル1時間当たりのセシウムの濃度は同センターから東北東側が0・02ミリベクレル、南側が0・05ミリベク レル、北西側2カ所はともに同0・09ミリベクレルだった。しかし、センターからほぼ真東の地点は0・28ミリベクレルと最高濃度を計測した。南東側3カ所はセンターから近い順に0・16~0・11ミリベクレルだった。

 一方、センターから北西へ約5キロの江合川北側にある気象庁のアメダス川渡(かわたび)で、リネン測定と同期間に観測された1時間ごとの16方向への風向を分析。無風の「静穏」を除く1671回中、東向き(西風)が最多の20・1%、東南東向きが16・6%と続く一方、南向きから時計回りに南西向きまで3方向と北西から北東向きまでの5方向の風の割合はいずれも5%未満だった。

 青木氏は、風下だった回数が多かった東や南東側につるしたリネンから検出されたセシウムの濃度が、風下の回数が少なかった南側や東北東側のそれよりも2倍以上高かったことなどから、「試験焼却の有無にかかわらずセシウムが煙突から放出された疑いが強い」としている。

・・・以下 同紙記事をご覧ください。

リネン吸着法による測定結果

リネン吸着法による測定結果はこちらからダウンロードできます

証拠として提出したネン報告書はこちらからダウンロードできます

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住民の疑惑に一切答えない異常な対応—田村市バイオマス発電

田村市バイオマス発電における住民だましの「HEPAフィルター設置」について公開質問状を提出したことは既に報告しました。田村バイオマスエナジ―㈱(以下田村BE)からの回答は予想通り「事業上の重要機密」を理由に無回答でした。既に公開質問状でも指摘したように、他のバイオマス発電計画では詳細仕様や図面などがウエブサイト上でも公開されており、具体的仕様を一切明らかにしようとしない田村BEの姿勢は極めて異常です。住民だましの偽「HEPAフィルター」であるとの疑念は深まるばかりです。

この偽「HEPAフィルター」疑惑について、その重要性を理解していただき議会での追及をお願いするため、2月15日、田村市の議員4名に対して議員レクを行いました。その時の説明資料を下記に掲載します。

田村市木質バイオマス発電に関する議会での質問のお願い

公開質問状(再掲)

当日の議員レクには田村市の議員4名の他に三春町からも議員2名と「大越町の環境を守る会」の方々も参加されました。レク資料をもとに約1時間半の説明で、議員の方々も田村BEが「安全安心のために」設置すると説明しているHEPAフィルターが、住民だましの偽「HEPAフィルター」ではないかとの技術的疑念について十分に理解していただきました。

HEPAフィルター問題だけではなく、「チップは100Bq/kg以下」「受け入れ時と投入時に測定」という点についても、その現実性が極めて怪しいことについて理解していただきました。

議論では、議会での追及と住民の運動が両輪になって、この偽「HEPAフィルター」疑惑、「チップ100Bq/kg以下」問題を当面の追及の焦点にして、しっかりと田村BEに説明を要求すること。外部有識者を含む監査が必要であり、そうした仕組みを担保すること。こうしたことができないのであればバイオマス発電の建設や運転は容認できない、議会での追及と住民の運動が連携して闘っていこうとの意見交換がなされました。

 

 

 

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学習交流集会「止めよう!放射能のばら撒き」速報-2

【金澤氏提供動画】
20190210学習交流会in郡山 第一部

20190210学習交流会in郡山 第二部

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学習交流集会「止めよう!放射能のばら撒き」速報ー1

【辻淑子さんfacebookより】

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田村市バイオマス発電の「HEPAフィルター設置」は住民だましではないのか?公開質問状提出

福島県田村市では市と田村バイオマスエナジ―㈱(以下田村BE)が木質バイオマス発電の建設計画を進めています。

本計画では福島県内の木材を燃料にする予定であり、地元の大越町などで建設反対の運動が起きています。周辺環境への放射能の再拡散など住民の不安の声が大きい中で、田村市と田村BEは昨年5月頃より、「安全安心対策」と称して「バグフィルター後段に、HEPAフィルターを設置することにより、さらに集塵効率を上昇させる」との説明を始めています。

今回、私たちは田村市から情報開示で入手した情報を、プラント技術者の会のメンバーの協力を得て分析しました。その結果、田村市、田村BEの「HEPAフィルター設置」が技術的に見て極めて怪しい住民だましのものではないか、という重大な疑念が湧いてきました。

そのため2月1日、大越町の環境を守る会、ちくりん舎、プラント技術者の会の個人の連名で公開質問状を出しました。私たちはここに、質問状の内容を広く公開します。

田村市と田村BEのこれまでの情報開示の姿勢は極めて後ろ向きです。他のバイオマス発電計画と比べても、際立って情報開示の姿勢が乏しいと言わざるをえません。この事実を多くの方に知っていただき、田村市と田村BEに対して住民が納得ゆく形での情報開示をするよう声を届ける必要があります。皆さまのご支援をお願いいたします。

回答期限は2月15日といたしました。回答が来次第皆さまにご紹介いたします。ご注目下さい。

 HEPAフィルター設置に関する公開質問状はこちら

2018年5月25日田村市議会議員向け説明資料(HEPAフィルター部分)はこちら

(ご参考)燃料調達計画さえのり弁状態

 

 

 

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早野龍五・東大名誉教授は論文を撤回すべきだーデータ不正使用と被ばく過少評価過論文

早野龍五・東大名誉教授らによる伊達市民のガラスバッジ測定データの不正使用、被ばく過少評価の誤り論文(宮崎・早野論文)が問題になっています。

2019年1月18日、南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回裁判報告集会において、この問題の概要を解説しました。この問題をより多くの方に理解していただくために当日のプレゼン資料をアップしました。ぜひ、ダウンロードしてお読みください。

早野龍五・東大名誉教授によるデータ不正使用と被ばく過小評価論文

ガラスバッジによる個人被ばく線量は空間線量率から予測される被ばく線量に比べてはるかに低いから、避難基準などに使われる空間線量率をもっと下げるべきだという動きは今回の宮崎・早野論文以前からあります。こうした動きに対しては私たちは以前から批判を行ってきました。

ガラスバッジは原発労働者など放射線管理区域内で働く労働者が作業のため放射線管理区域内に立ち入るときに、身に着け、管理区域内での作業による追加被ばく量を測定するために使われるものです。現在の福島などのような体の全方位から放射線が飛んでくるような場所での使い方を想定したものではありません。まして住民の被ばく量を測定するためのものではありません。伊達市民のガラスバッジデータをもとに放射線量基準を緩和するなどあってはならないことです。

原子力規制委員会、放射線審議会などの動きを監視し、こうしたことが行われないよう声を挙げてゆきましょう。

 

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「止めよう!放射能のばら撒き」学習交流集会のご案内

※拡散歓迎、転載はご自由にどうぞ※
 
学習交流集会in郡山
利権に歪められる原発事故の後始末
 
止めよう!放射能のばら撒き
~除染ごみ焼却と木質バイオマス発電を考える~

チラシpdf版はこちらから
 
●2019.2.10(日)13:30~16:30 13:00開場
●郡山市民プラザ(郡山ビッグアイ7F)
大会議室(JR郡山駅徒歩1分)
Tel:024-922-5544 郡山市駅前2-11-1
●資料代500円
 
●ゲストトーク 古川美穂さん
「東北ショックドクトリン」著者
●各地からの報告
放射能のばら撒きに対抗する、市民運動の現場から
 
●共催:NPO 市民放射能監視センター(ちくりん舎)・放射能ごみ焼却を考えるふくしま連絡会
 
●開催に当たって
オリンピックを目前に控え、政府や福島県は福島原発事故を「無かったこと」にするかのように、事故の深刻な被害の隠ぺいに走っています。避難指定解除は住民の合意を得ないまま進められ、避難者はまだまだ放射線量の高い地域にやむなく「帰還」するか、賠償や支援を打ち切られるなかで経済的・社会的・精神的な困難を抱えたままの避難や移住を余儀なくされています。
膨大な予算をつぎ込んで行われた除染の後始末も同様です。環境省は膨大な量の汚染土を「リサイクル」と称して公共事業に使おうと計画しています。またどんなに高濃度であっても「燃えるものは燃やせ」が環境省の基本方針です。汚染牧草、汚染稲わらなどの焼却も進められています。また、再生可能エネルギーとして各地で建設ラッシュが進む木質バイオマス発電にも、放射能汚染木材が使われています。焼却によって生じた高濃度のセシウムを含む焼却灰は建設資材として加工され再利用が始まっています。
各地でこうした放射能ごみのバラマキに反対する声が挙がっています。本学習交流会では、こうした問題の裏側にあるものについて考え、各地での実態を共有することを通じて、放射能ごみのバラマキを止めるための一助にしたいと考えています。各地から多くの方々の参加をお願いします。
 
【第1 部】 放射能ごみ焼却とばら撒きを考える
●報告1 和田央子
(放射能ごみ焼却を考えるふくしま連絡会)
●報告2 青木一政(ちくりん舎)
●ゲストトーク 古川美穂
 
【第2部】 各地からの報告(予定)
●長野県飯山市
(飯山市木質バイオマス発電計画を巡って)
●宮城県大崎市
(農林業系汚染廃棄物焼却について)
●福島県田村市
(大越町で計画中の木質バイオマス発電計画)
●栃木県那須町
(汚染土壌の「再利用」実証実験を巡って)
●全体討論   
 
 
ゲストトーク古川美穂さん プロフィール
1965年神奈川県生まれ。週刊誌記者を経てフリーライター。雑誌等で依存症問題などを取材。著書に『ギャンブル大国ニッポン』(岩波ブックレット)、『東北ショックドクトリン』(岩波書店)など。
【東北ショック・ドクトリン】
大災害などが発生した直後、人々が茫然自失している間に進められる急激な新自由主義的改革=ショック・ドクトリン。
東日本大震災後の東北でも水産特区、空港民営化、被災地域住民の遺伝子検査等、『創造的復興』の掛け声のもとにショック・ドクトリンが仕掛けられた。
 
●2月11日(月・祝)に、オプショナル・ツアーを計画中です(焼却灰最終処分場、東電廃炉資料館など)。詳しくは、ちくりん舎または、放射能ごみ焼却を考えるふくしま連絡会へお問い合わせください。
 
 
問合せ
●ちくりん舎    lab.chikurin@gmail.com    Tel&Fax 042-519-9378
●放射能ごみ焼却を考えるふくしま連絡会     stopsyokyakuf@yahoo.co.jp 

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長野県飯山市のみなさんから立派なリンゴが届きました

長野県飯山市の皆さんからとても立派なリンゴが1箱届きました。箱の中にはていねいなお礼状も入っていました。飯山市の皆さんありがとうございます。

12月26日はちくりん舎の運営会でスタッフがそろっていました。会議の合間にみんなでおいしくいただきました。もちろん、とても1回で食べきれる量ではありません。

スタッフの皆さん、それぞれ家にお土産として持ち帰りました。

年末に飯山市長がバイオマス計画の撤回を表明、ちょっとうれしい勝利です。こうした小さな積み重ねを糧に来年も頑張りましょう。

みなさま良いお年を!

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森林の立木のセシウム濃度—年々上昇している

林野庁主催、福島県後援で”福島の森林・林業再生に向けたシンポジウム”が12月9日に東京で開かれた。

その中で、国立研究開発法人・森林総合研究所木材研究部門の安倍久氏による講演で興味深いデータが示された。

福島の森林のスギやコナラの立木のセシウム濃度が年々上昇傾向にあるということだ。

下記の図を見て欲しい。

スギ部位別セシウム放射性セシウム濃度の経年変化

コナラ部位別放射性セシウム濃度の経年変化

 

 

樹皮の部分はスギ、コナラ共に2011年から2017年にかけて年々減少しているように見える。しかし問題は辺材、指心材と言われる部分だ。樹皮のすぐ内側の部分が辺材、木の中心部分が心材だ。辺材、心材は樹皮とは逆に2011年から2017年と年を経るにつれてじわじわセシウム濃度が上昇している傾向がうかがえる。

それにしたがって、材全体でもセシウム濃度の上昇傾向がスギ、コナラともに見られる。樹皮というのは木の一番外側の皮の部分なので体積からすれば、辺材、心材に比べ圧倒的に少ない。だから樹皮のセシウム濃度が下がったからと言って安心はできない。むしろ材全体としてじわじわ上昇していることが問題だ。生物濃縮ということばがあるが、立木も同じようにセシウムを時間がたつにつれて溜め込んでいるということになる。

木質バイオマス発電の建設ラッシュで福島では皆伐が進んでいる。「濃度の高い樹皮は使わない」という言葉で騙されてはいけない。圧倒的に体積の多い、チップ化される辺材、心材が年とともにセシウム濃度を挙げている。こんなものを何年も再生エネルギーと称して燃やし続けるのは、とんでもないことだ。

 

 

 

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飯山市長が木質バイオマス発電誘致の撤回を表明

飯山市から嬉しいニュースが入りました。

本日、12月12日飯山市議会定例会の冒頭で、足立正則市長が木質バイオマス発電誘致の撤回を表明しました。

12月12日付信濃毎日新聞

長野県飯山市の木質バイオマス発電計画をめぐっては、計画が明らかになった昨年夏ころから、地元の常盤区区長会を中心に、環境影響懸念や風光明媚な観光地の真ん中への立地による景観問題、地下水枯渇の問題など懸念、不安の声がでていました。

私たちちくりん舎にも問い合わせや相談がありました。そして今年、3月に初めて現地を訪問して、地元、常盤地域の皆さんに、木質バイオマス発電の問題点のお話をしてきました。

飯山市常盤地区での学習会と現地調査の報告はこちらです。

私たちは、木質バイオマス発電に福島県や周辺の放射能汚染木材が使われる危険性や、バグフィルターでは微小粒子は捕捉できず、周辺へセシウムを含む微小粒子が拡散する可能性、盆地である飯山市の立地での大気汚染の危険性などを指摘してきました。

その後も、5月と8月に飯山市のより広い地域の皆さんを対象に、学習会で講演を行ってきました。

5月の学習講演会の報告はこちらです。

8月の学習講演会の報告はこちらです。

これらの行動を通じて、地元常盤地区の皆さんをはじめ、飯山市内で木質バイオマス発電の問題点と飯山市の将来の姿を真剣に考える人々と信頼関係を築いてきました。

10月末には、前市会議員の江沢岸生氏が市長選に立候補し、環境を守るために「木質バイオマス発電誘致白紙撤回」を明確に掲げて立候補されました。残念ながら江沢氏は市長選では敗れました。しかし、地元の皆さんの自主的な調査や学習、江沢氏の選挙活動を通じた訴えは結果として大きなちからとなりました。

私たちも今年3月から飯山市の皆さんと一緒に活動し、このような結果を生み出せたことを大変心強く、また誇らしく感じています。

飯山市でのこの勝利をステップに、各地で進む大型木質バイオマス発電計画をはじめとする放射能ごみ焼却、放射能ごみのバラマキにストップをかける動きを強めていきたいと思います。

さっそく、前飯山市会議員、市長選候補者の江沢岸生氏からのメッセージが届きましたのでご紹介します。

「誘致撤回の判断を評価し歓迎します。市当局の誘致発表から1年半。市当局や進出希望企業に翻弄されながらも、私心なく真剣に地域を思い、学び、行動された多くの方々に感謝します。私も10月の市長選に際し「環境を守る、地下水を守る、景観を守る。そのため白紙撤回する」と公約。選挙には負けましたが、私への6,304票(得票率48%)はこれで生きました。」

江沢岸生(前飯山市議会議員)

 

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ブックレット「木質バイオマス発電について考える」を発行しました

「木質バイオマス発電」について知っていますか?

間伐された木材や建設資材の廃材などを燃料チップに加工し燃焼してエネルギーを得る、「再生可能エネルギー」のひとつです。木質バイオマス発電は、間伐材や廃材を適切に処理し安全性や効率性をきちんと確認し、適切な規模で行われれば再生可能エネルギーとしての可能性を持っているかもしれません。

しかし、もし放射能などで汚染されたままの間伐材や有害物質が付着した廃材が燃やされたらどうなるでしょうか?また地球環境のためではなく、営利目的でいたずらに発電所が乱立しているとしたら?

調べていくうちに、木質バイオマス発電所は、「ふくしま森林再生事業」の名のもとに除染のできない奥山から木材を切り出し、放射能ごみであるそれらを「減容化」するための施設だということがわかってきました。各地で進められている放射能ごみバラマキ、放射能ごみ焼却、汚染牧草など農林業系廃棄物の焼却、そして木質バイオマス発電は全て同じような問題を抱えています。

このブックレットは2018年9月に福島県田村市で行われた学習会でちくりん舎の副理事長青木一政が講演した資料をもとに解説を加えたものです。上記の問題を多くの人に考えていただくために有効な情報が満載です。各地での学習会や宣伝、活動に是非活かしていただきたいと考えブックレットにしました。

ちくりん舎にご連絡いただければお送りいたします。是非お申込み下さい。

ブックレット「木質バイオマス発電を考える」2018年11月30日発行

発行     大越町バイオマス発電に反対する市民の会
協力     大越町の環境を守る会
連絡先  ちくりん舎(NPO法人市民放射能監視センター)
           lab.chikurin@gmail.com 
           放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会
           stopshokyakuf@yahoo.co.jp 

体裁  A4版 36ページ 全頁カラー

申し込み方法 メール lab.chikurin@gmail.com  または Fax 042-519-9378
「木質バイオマス発電を考える」希望と明記の上、送り先住所、氏名、必要部数を書いてご連絡下さい。
振込用紙を同封しますので それに従ってお振込みをお願いします。

1部500円、送料実費

==== 目次 ====

はじめに
大越町に建設予定の木質バイオマス発電とはどんなものか
放射能ごみの「ばらまき」ともいえる事態が起こっている
燃やすとどうなる汚染木材・放射能ごみ
甘く見てはいけない低線量被ばくの危険性
「汚染木を燃やしても放射能は外に漏れない」は本当か?
HEPA(高性能)フィルター設置は本当か?
微粒子は必ず漏れる 吸い込めば内部被ばく
煙突からの排煙は一様には希釈されない
バイオマス利用の2つの潮流
議論は尽くされたのか―地下水、交通渋滞、雇用など
あとがき

==== あとがきから ====

 オリンピックを控え政府、環境省は福島原発事故の証拠隠滅ともいえる放射能ごみの「ばらまき」を進めています。除染土をそのまま「資源」として「再利用」、放射能ごみ焼却による減容化、焼却灰の「再利用」や一般ごみと同レベルでの処分などが進められています。

  福島県を中心に東日本の広い範囲で森林は汚染されまた建設廃材も放射能汚染しています。再生エネルギー推進のもとで進められる木質バイオマス発電もこうした汚染木材を燃料とすれば、放射能ごみ焼却となんら変わりません。

 木質バイオマス発電も放射能ごみ焼却も、排ガスから微粒子状のセシウムなどを含んだ微小粒子が周辺に拡散します。このため、各地で放射能ごみ焼却、木質バイオマス発電に反対する運動が起きています。

  このブックレットは福島県田村市の「大越町の環境を守る会」が主催した学習講演会、「木質バイオマス発電について考える」での講演資料をもとに、簡単な解説を加えたものです。田村市のより多くの方々をはじめ、各地の皆さんに、放射能ごみ焼却と木質バイオマス発電の危険性を理解していただくために発行しました。

 より多くの皆さんが放射能ごみ「ばらまき」の実態を理解し、それにストップを掛けるための行動を起こす一助として、このブックレットを役立てていただきたいと思います。

発行:大越町バイオマス発電に反対する市民の会
NPO法人市民放射能監視センター(ちくりん舎) 青木一政
放射能ごみ焼却を考える福島連絡会 和田央子
塙町木質バイオマス発電問題連絡会 金澤光倫
風下の会 深田和秀

 

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facbook,twitter

本ホームページ(ブログ,固定ページ)は新規投稿の都度、facebook,twiterに連動させています。
facebok:ちくりんくん  twitter:chikurinsya

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ちくりん舎ニュース18号

ちくりん舎ニュース18号を発行しました。(2018年11月5日)
第18号
 ・各地で進む放射能ごみの「ばらまき」
 ・被災者いじめについて(投稿:明星学園生卒業研究論文)
 ・測定結果 等

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南相馬20ミリ基準撤回訴訟に保養による内部被ばく低減(尿検査結果)を準備書面として提出

 10月3日、南相馬20ミリ基準撤回訴訟の第13回法廷が開かれました。この法廷では、原告の平田安子さんの2か月間の長期保養前後の尿検査結果が準備書面として提出されました。また法廷で準備書面説明として平田安子さんご本人が裁判長の前で発言をされました。

 尿検査の結果を説明する準備書面はちくりん舎が作成したものです。平田安子さんの説明は長期保養で内部被ばくが低減された経験と、南相馬の生活では内部被ばくが避けられないこと。国として避難や移住の権利を認めること、保養など十分な補償を切々と訴える説得力のあるものでした。

 ちくりん舎が作成した準備書面と、平田さんが法廷で発言された言葉をご紹介します。

[準備書面]原告平田安子氏の長期保養による尿中セシウム濃度の変化

[平田安子さんの発言]平田安子さんの発言

今回の法廷ではこのほか、被告である国の放射線リスクを肥満や野菜不足、喫煙によるものと同列に並べる主張への反論、化学物質のクリアランスレベルと比較して年間20ミリシーベルトによる基準がいかにリスクの高いものであるか、について弁護団長である福田弁護士からの説得力ある説明もなされました。

 これらについては、「南相馬・避難20ミリシーベルト基準撤回訴訟支援の会」のHPに資料や報告がありますのでそちらもご覧ください。

南相馬・避難20ミリ基準撤回訴訟支援の会

支援の会「弁護団より」のページ 

法廷開始前に経産省前でアピール

報告集会での福田弁護士の説明

 

 

 

 

 

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福島県大気中浮遊じん中のセシウム濃度推移

 福島県は県内49か所にエアダストサンプラーを設置して大気中浮遊じんの核種別濃度を測定し公開しています。http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16025d/taiki-huyuzin.html
しかし福島県公開データは数値のみの公開であり、月度毎の変化や地域間でのレベル差などの比較はほとんど不可能です。
 今回、私たちは福島県の2017年度公開データをもとに、その値をトレンドグラフ化しました。測定地点により検出下限値の違いなどがあり、分析に注意は必要ですが、それでもグラフ化することでいくつかの特徴が分かります。(特に週間測定データでは検出下限値が0.3Bq/m3と高い箇所があるため注意が必要です)。
(1)福島県各地で継続的に大気中粉じん中にCs137が検出されていること。時間とともに減衰するような傾向はみられず、時により濃度上昇があること。
(2)地域によるレベル差がある。大熊町、双葉町、浪江町など福島第一原発周辺の地域はレベルが高い。南相馬、飯館、いわきなどのでも場所や時期により比較的高い値を示す。

    【2017年度~2018年度推移グラフ】  福島県公開データに基づきます。
       ・測定地点(マップ)   
           大気浮遊塵中のセシウム濃度推移グラフ(2017,18年度)   随時更新していきます。
      ・2017年度週間測定地点グラフ  

 フクイチ構内での「廃炉」作業に伴う建屋開口工事、除染土リサイクル実証試験、放射能汚染ごみ焼却、木質バイオマス発電での汚染木焼却、中間貯蔵施設への除染土の搬入、高濃度焼却灰の富岡町最終処分場への搬入、中間貯蔵施設予定地の建屋の解体工事など、今後も様々な形で大気中粉じんへの放射性物質の拡散の可能性があります。
 私たちは引き続き、福島県発表データ、リネン吸着法による独自調査等により、大気中粉じんの放射能汚染の可視化の取り組みを継続してゆきます。

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