ちくりん舎第3回シンポジウム報告集ができました。ただいま頒布中です。
ちくりん舎第3回シンポジウムは「原発事故被害者の今を知る~避難先から・被災地から~」と題して、原発事故による被害者の生の声を聴くことを狙いとして開かれました。
また、映画「A2-B-C」の監督であるイアン・トーマス・アッシュさんにもお話しをいただきました。これらの貴重なお話を記録に残すことが重要と考えて冊子にしました。是非手に取ってお読みください。
■頒布価格:500円/冊
■送料:3冊まで80円(それ以上は、3冊毎に80円増)
■申込方法:本ホームページのお問い合わせページを使って申し込んでください。
(送り先の郵便番号、住所、氏名、冊数を記入のこと)
代金は報告書発送時に振替用紙を同封しますので振り込んでください。
シンポジウムの記録動画も公開していますので報告集と併せてグループでの学習会などにも使って頂きたいと思います。(YouTube:ちくりん舎チャネル)
==シンポジウム報告集 「はじめに」より抜粋==
2016年3月20日、武蔵野公会堂でちくりん舎第3回シンポジウム「原発事故被害者の今を知る ~避難先から・被災地から~」を開催いたしました。会場には約100名の方々の参加があり有意義なシンポジウムを行うことができました。
福島原発事故から5年を過ぎた今、政府は避難指定解除を進め、コミュニティやインフラが破壊され、依然として高い放射能汚染のもとにある「故郷」へ、人々をむりやり帰還させようと迫っています。事故被害者と正面から向き合わず、賠償額を切り縮め、原発事故被害など「なかったこと」にする姿勢は、原発再稼働を進め、熊本地震により人々の不安が高まるなかでも、川内原発の運転をし続ける姿勢と表裏一体のものです。
・・・ 中略 ・・・
福島県郡山市から、静岡県に避難された長谷川克己さん、東京都に避難された星ひかるさん、南相馬市に住む小澤洋一さん、伊達市に住む菅野美成子さんのお話は、それぞれ胸に迫るものがありました。また映画監督のイアン・トーマス・アッシュさんの映画の一部を映写しながらのお話しも別の角度から、原発事故と被害者の今を分かりやすく伝えてくれるものでした。
この重要なお話をシンポジウム参加者だけでなく、より多くの人々に伝えたいと考え、今回シンポジウム報告集として出版することにいたしました。このささやかな報告集が、原発事故を二度と起こさせず、被害者の方々の苦難を少しでも和らげるための行動につながることを期待しています。
(了)
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初めて拝見しました。ひどいことになってるのですね。拡散させてください。
神崎公のぶ様 拡散ありがとうございます。